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雨の日は視界が悪くて運転が怖い!したくない!対策と注意点

2018/09/16

『雨の日の運転は怖い…』

誰もが一度は感じた事がある事かと思います。

実際、JAFのデータを引用すると、

  • 雨天時の首都高速の事故率は5倍
  • 夜間は晴天時に比べて7倍の事故率

このように怖いと感じるだけでなく、事故率も大幅にアップする事がデータとして残っています。

ちなみに、首都高速のデータをさらに詳しく確認すると、晴天時の事故が8,718件に対して、雨天時が2,293件。

当然、雨の降っていない時の方が多く、これを1時間あたりの割合にして計算すると、雨天の方が5倍も事故の割合が多くなるという事になります。

しかし、この危険性も、雨の日の運転の注意点を把握しておく事で大幅に減らす事が可能なはずです。

今回は、雨の日に注意すべき点を確認してみましょう。

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前方の視界を良くする

雨の日で一番困るのは、視界が悪くなるということ。

特に、走行中に困るのが前方の視界で、同じ50km/hで走行したとしても晴天時とは全く感覚が異なってきます。

雨の日の基本としては、晴天時より加速を抑える事、そして、普段以上に集中してさまざまな事に気を配る事。
という事になりますが、事前に視界対策ができれば、より安全に運転できる環境が整います。

そして、まず確認しておきたいのがワイパーの状態です。

誰もが『ワイパーを使っても水が窓に残ってしまう』という経験をした事があるかと思いますが、これでは視界が悪くなり危険性が増してしまいます。

基本中の基本ではありますが、ワイパーゴムは消耗品ですので、特に梅雨時期前には必ず交換するなど、良い状態で雨を迎えられるようにしましょう。

ちなみに、お店で交換すると工賃が500円ほどかかりますが、1分もあれば自分で交換可能です。

カーショップだけでなくホームセンターでも販売されていますので交換してみましょう。

※方法は替えゴムのパッケージに書かれています

また、撥水を良くするために、ガラコのような撥水剤を利用するのも有効。


SOFT99 (ソフト99) ウィンドウケア 超ガラコ 70ml 04146 撥水剤

撥水剤を使うと、濡れている面積が少なくなりますし、ワイパーの届かない場所の視界も確保できます。

窓ガラスが濡れているのと濡れていないのでは、視界が全く異なります。
最も、簡単な対策の一つとなるので、試してみましょう。

サイドミラーにも撥水剤を

意外に忘れがちな事かと思いますので、あえて別項目で説明します。

サイドミラーは車線変更や駐車時、または後方確認などさまざまな場面で安全確保に欠かせません。

しかし、走行する時に風があたらないため、一度濡れてしまうと、そのままの状態で使う事になり、とても危険です。

これが原因で、事故を起こす確率が一気に上がるとされています。

そのため、撥水剤は、必ずサイドミラーにも忘れずに使うようにして下さい。

後付けのワイパーなどは現実的ではないので、最も手軽にできる対策となるでしょう。

重要なので、もう一度強調しておきますね。サイドミラーが濡れている状態は事故の原因となるのでとても危険です。

タイヤの状態を確認

雨の日と晴天の日では路面の状態が全く異なりますので、普段は問題のないタイヤでも、雨天ではスリップしてしまうかもしれません。

こちらは、JAFの検証動画ですが、直線での停止距離だけでなく、旋回時(カーブ)でも大きく膨らんでしまう事が分かります。

これもまさに事故の原因です。

もちろん、雨の日にはスピードを出さない事が基本になりますが、良い状態のタイヤを使う事も重要。

車検で指摘されてから交換するのではなく、少し前倒しをしてタイヤを買い替えるようにしましょう。

雨天時に起こるハイドロプレーニング現象とは?!

教習所に習ったのを覚えている人も多いかもしれませんが、雨天でスピードを出すと、路面とタイヤの間に水の膜ができ、制御ができない状況に陥ります。

この状態になると、車は水の上に浮いている状態なので、ハンドル操作、ブレーキ操作が一切できません。

対策としては、

  • 良い状態のタイヤを使う
  • スピードを出さない

この2つが重要になってきます。

ただし、新品のタイヤを使っていても条件が揃うと起こってしまうので、基本としては雨の日はスピードを出さない事が大切になってくるでしょう。

最近は、路面に水が溜まりづらいアスファルトが増えていますが、それでも、降水量が多い時は水たまりが出来てしまいますし、完全に防げるものではありません。

まとめ

雨の日の運転は、事前の対策と運転の心得で危険を最小限まで減らす事が可能です。

通勤などで車を使っている人は、雨の日も運転を避けて通れません。こういった対策をして、少しでも運転しやすい状態を確保しましょう。

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