自動車は現金で買った方が安くなる?それともローンがお得?
車を買う際、現金で購入する場合とローンを組んで購入する場合の2種類がありますね。また、ローンを組む際は、頭金を入れる場合と全額ローンにする場合があります。
基本的に、お金がある場合は現金で、お金が足りない場合はローンで購入するかと思います。お店の都合ではなく、購入するユーザー側からの都合で支払い方法が変わってくるのです。
今回の記事は、支払い方法の違いによる値引き額について。
「現金で買うから安くしてよ!」といった交渉をする人は少なくありません。
購入方法の違いで値引き額が違うのでしょうか?
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値引き額の違い
結論を言うと、どの支払い方法も値引き額は基本的に変わりません。
お店側からすると、現金で受け取ったからといって得をするような事はありません。
ローンを組む時は、ローン会社と車購入者が契約をしてローン会社に分割してお金を支払います。車を販売したディーラーには分割ではなくローン会社から一括で販売代金が支払われるので、現金で販売してもローンで販売しても大きな差とはならないのです。
その為、「現金で買うから安くしてよ!」といった交渉方法は有効な手段とはならないでしょう。
ローンの方が安くなる事もある?
ローンを組む際は『金利』が何%かをしっかり把握しましょう。
というのも、金利が高い場合は、ローン会社からディーラーに手数料(マージン)が支払われている可能性が高いのです。
1〜3%であれば手数料を取っていないかもしれませんが、4%以上になると手数料を取っている可能性が高くなります。
特に、中古車になると金利が8〜10%と高くなる傾向にあります。この金利で大きな金額(200万円以上など)のローンを組んだ場合、ローン会社から中古車販売業者に支払われる手数料も大きな金額となります。こういった時は、それを考慮した上で現金払いより値引きをしてくれる可能性もでてきます。ただ、利息を多く支払うので結局は安く済む訳ではありません。
また、新車購入時は、金利の値引き交渉が有効です。新車ディーラーでは金利から得る利益よりも車販売による利益を優先します。新車でローンを組む時は3%以下の金利を目指しましょう。
新車と中古車の金利の違いについて詳しく⇒中古車の自動車ローンの金利が高い理由
頭金は入れるべき?
支払い方法として、頭金を支払ってローンを組む場合もあります。
当然、頭金を支払うと車が値引きされるといった事はありません。
頭金を支払うメリットは、
- 毎月の支払いが減る
- ローンの金額が減るので利息も減る
- ローンの審査が通りやすくなる
といった部分です。
ローンの金額が増えれば増えるほど利息の額も大きくなり、その金額は数十万円にもなる事があります。当然それに伴い、毎月の支払いも大きくなります。
また、ローンの額が大きくなる程、審査も厳しくなります。年収が低い状態では数百万円のローンを組むのは現実的ではないでしょう。しかし、200万円のローンが通らなくても100万円のローンなら通るかもしれません。
余裕資金がある場合は、出来るだけ頭金に回す事をおすすめします。
利息が高くなる仕組みを御覧ください⇒中古車の自動車ローンの金利が高い理由
⇒実は5人乗りOK!?意外に知られていない軽自動車の乗車人数
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