軽自動車の維持費

軽自動車はどれぐらいお得?普通車と維持費を徹底比較!

2016/09/12

『軽自動車の維持費は安い!』

こういった事をよく耳にするかと思いますが実際のところどのぐらい『安い』のでしょうか?

もちろん、安いと言われるのは『普通車』と比べた場合になります。そこで今回の記事では『普通車』と『軽自動車』の維持費の違いを徹底比較致します!

車の買い替えで『普通車』と『軽自動車』どちらにしようかお迷いの方は是非参考にしてみて下さい。

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車の維持費

まずはどういった維持費が必要になるのかを見てみましょう。

自動車税毎年5月に納付。軽は一律、普通車は排気量で決まる。
自賠責保険車検時に払う費用。
重量税軽は一律。普通車は重さで決まる。
車検代新車の最初の車検は3年。以降2年に1回。
任意保険万が一に備えて必須。
ガソリン代基本的に軽は燃費がいい。
駐車場代ほとんどの場合、普通車と同額。
タイヤ代軽のほうが安い。
高速道路代普通車の80%の料金。
有料道路代基本的に軽のほうが安い。

それでは1つ1つ見て行きましょう。最後に金額を普通車と比較して一覧にします。

自動車税

軽自動車の自動車税は2015年に税額が上がり、現在は年間10,800円となりました。

とはいっても普通車と比べると格安です。普通車の最安は1L以下の排気量で29,500円となっており、それ以上の排気量の場合0,5L毎に約5,000円増えていく計算となります。

最安の1L以下の普通車でも軽自動車の3倍近い税金となりますのでこの差は歴然でしょう。軽と普通車では維持費が違うとされる一番の所以かもしれません。

自賠責保険

1年あたりの保険料は軽自動車の方が数百円安くなっていますが、基本的にそこまで大きな違いはありません。新車であれば購入した際に、その後は車検の際に支払っていきます。

重量税

こちらは、軽自動車の場合2年で6,600円で、普通車の場合はその名の通り重量によって税額が決まってきます。

例えばアクアであれば2年で24,600円、ヴェルファイアなどのサイズになると32,800円となります。

新車購入と車検の際に支払う税金となりますので、軽自動車の車検代が安い要因の1つでもあります。

車検代

車検代は、点検費用に加えて先ほどの自賠責保険や重量税の支払いもします。普通車に比べ数万円は安い代金となっています。

任意保険

等級や年齢制限などによって様々ですが、多くの場合、軽自動車の方が安い金額になります。

同じ内容でも会社によって金額は全く違ってきますので、慎重に選びましょう。おすすめはダイレクト系です。多くの場合安くなりますよ。

ガソリン代

昨今の軽自動車はかなりの低燃費となりました。一昔前であればコンパクトカーの方が燃費がいいという時期がありましたが、現在は多くの場合軽自動車の方が燃費がいいと考えて問題ないでしょう。

駐車場代

基本的に、駐車場代に関しては普通車と軽自動車の違いはありません。同じ1台分を借りる形となります。

タイヤ代

タイヤはサイズによって異なりますが、多くの場合軽自動車の方が安い金額で済みます。ただし、ジムニーなどの特殊な例を除いては。

軽自動車の最安はノーマルタイヤ4本で取付費込み3万円ほどの価格で、普通車は最安でも+1万円はかかります。

高速道路代

普通車の80%の料金になります。

ただ、高速道路を多く使う場合はターボ付きがおすすめです。ノンターボでは少しパワー不足を感じ大変かと思います。

有料道路代

多くの場合、軽自動車の方が安い料金となります。例えば、普通車が500円で軽自動車は400円など。

車の維持費の比較表

軽自動車とコンパクトカー、そして分かりやすいように3ナンバークラスの車を入れて維持費を一覧表にします。

軽自動車アクアヴェルファイア
自動車税10,800円34,500円39,500円
自賠責保険13,185円13,920円13,920円
重量税3,300円12,300円16,400円
車検代20,000円30,000円40,000円
任意保険50,000円60,000円70,000円
ガソリン代44,000円44,000円120,000円
駐車場代120,000円120,000円120,000円
合計261,285円314,720円419,820円
1ヶ月の平均21,773円26,226円34,985円
駐車場代無しの合計141,285円194,720円299,820円
駐車場代無しの1ヶ月の平均11,773円16,226円24,985円

※全ての金額は1年あたりに換算してあります。
※車検はディーラー価格で重量税や自賠責保険を引いた金額です。
※エコカー減税は無いものとして数字を出しています。
※タイヤ代や高速道路代などは1年分の数字にできないので外しました。
※ガソリン代は1万キロ走った場合です。

普通車のエコカー代表格であるアクアと比べても、年間5万円以上の金額が違ってくる事がお分かり頂けるかと思います。ヴェルファイアと軽自動車では用途が全く違うので迷う対象にはならないとは思いますが維持費の差を計算してみるとかなりの違いですね。自動車税が増税となりましたが、軽自動車が『お得』である環境はまだまだ続いています。

ただ、上記の表はごくごく普通の一般的な数字で計算をしているので維持費を抑えるコツを掴めばさらに安く、駐車場代ありでも月額2万円以下、無しなら1万円以下にする事が可能です。

維持費を抑えるコツ

先ほどの維持費一覧の中には下げられない金額もありますが下げられる金額も多くあります。維持費を安く抑えるポイントは下げられる部分をどれだけ安く済ませるかとなってきます。

  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険

まず、こちらの3点は下げる事のできない必要な維持費です。

それ以外の下げられる部分で大きな割合を占めているのが、任意保険とガソリン代、駐車場代などですね。

任意保険ですが、先程もご紹介したダイレクト系の保険がおすすめです。場合によっては万単位で違ってきますので大きいですよ。何社かに確認をして見比べてみる作業も必ずしましょう。たとえ数千円の金額であっても安い事には越したことがありません。

ガソリン代に関しては、エコの面で車選びをする事も視野に入れてみましょう。同じ軽ハイトールワゴンでも燃費は違ってきますし、形状を関係なく選ぶのであればアルトが37km/lのカタログ燃費となっていますのでかなりの維持費削減に繋がるはずです。また、クレジットカードの利用や、セルフスタンドの利用などによっても安く抑える事が可能となってきます。

駐車場は、駐車場付きの賃貸を選ぶようにすると安くなる場合が多いので、別に借りた場合とで金額を見比べてみましょう。月10,000円というのは一般的な相場ですが、駐車場付きの賃貸の場合、月3,000円〜5,000円ほどで借りられる場合も多くあります。

それ以外の部分でも削減する事は可能です。

例えばブレーキパットの交換やオイル交換など。
これらはディーラーではやや割高となってしまう場合が多いので、カー用品専門店などで交換してもらうようにしましょう。少し手間ですがオイル交換をご自身で行う方もいますね。

ワイパーゴムなど、誰でも簡単に交換する事が可能な作業もあります。簡単な作業に工賃を払うのは勿体ないので出来るだけ自分で交換を試みるようにしましょう。2分で出来ますよ。

何年かに1回ですが、タイヤ交換の金額も大きく負担となりますね。タイヤ交換に関しても海外製の製品を視野に入れることによって安く抑えられます。

これらの事を心がける事によって、元々お得になっている軽自動車の維持費を更に下げる事が可能になってきますので「少しでもお得に!」と考えている人は是非実践してみて下さい。

⇒実は5人乗りOK!?意外に知られていない軽自動車の乗車人数

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