違うメーカーの車をディーラー下取りに出すと安い査定額になる4つの理由
当サイトでも何度か触れましたが、違うメーカーの車を下取りに出すと安い査定額になってしまう事が多くあります。
今回は改めて、同じメーカーの車を高く下取りする理由や、違うメーカーの車を安く下取りする理由を掘り下げて紹介します。
なぜ、査定額に違いが出てしまうのでしょうか?また、他社の車に乗り換えたい場合に、高い査定額を出してもらう方法についてもまとめます。
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下取りの査定額に差がでる4つの理由
自社製品の販売経路が確立している
まず、最も大きな理由として、自社製品の場合、中古車でも販売経路が確立しているという部分があります。
『トヨタU-Car』という言葉を聞いたり、看板を目にした事がないでしょうか?名前の通り主にトヨタの中古車を扱っているお店で全国に展開しています。自社製品を下取りした場合は、こういった販売経路を使えるので無駄な経費や手間をかける事無く再販売でき、その分を下取り査定額に上乗せできるのです。
他社製品を下取りした場合の流通経路
一方、他社の車を下取りした場合は、自社の販売経路に乗せられない場合も多くあります。
トヨタU-Carでは、他社の車に関しても販売はされています。しかし、『トヨタ』という名前を使う以上、自社製品のラインナップが充実したうえで他社の車を取り扱わなくてはなりません。訳隔たりなく販売できるわけではなく他社の車は限られた台数しか販売できないのです。
このように自社の販売経路から溢れてしまった車に関しては、他の買取専門業者と同じように『オートオークション』などを利用して販売します。自社の販売経路を利用できない分、手間やコストがかかり自社製品より低い査定額となってしまうのです。
販売経路が狭い
全国展開をしている買取専門業者は、全国のお客さんの要望に合わせて車を買い取るので高値となる可能性が高まります。「100万円で買う」というお客さんがいるなら100万円の価値がある車という事になるのです。
一方で、各メーカーのディーラーは全国にありますが、経営母体は別の会社で地域ごとに独立した経営をしています。車を下取りに出しても全国にその車を欲しがっている人が居るかまでは調べられないのです。
販売経路が幅広く確保できていれば他社製品でも高値で下取りしてもらえる可能性が高まるのですが、買取業者のように全国のネットワークを確立するのは難しいようです。
顧客の囲い込み
「ずっとホンダで買っている」
「トヨタしか乗らない」
といった形でずっと同じメーカーの車を乗り継いでいる人は少なくありません。ディーラー側からしても、こういったお客さんは大切にしたいお客さんとなります。
その為、他のメーカーに取られないように自社製品を他社より高値で下取りして、再び自社の車を購入してもらうように促します。
自社製品の再販売経路が確立しているのもこういった部分が要因の1つでしょう。同じメーカーを使い続けている人には恩恵がなくてはなりません。
他社の車を買う時に損をしない方法
以上の事から同じメーカーで買い換えた方が金銭的なメリットがあるという事になります。
しかし、「下取り値が高いし同じメーカーで買い換えようかな・・」と判断してしまうのはあまりにも勿体ない。大切なのは『どの車が欲しいか』です。欲しい車が愛車と違うメーカーだったとしても素直に欲しい車を買うようにしましょう。
車を売る方法は下取りだけではありません。買取専門業者に買い取ってもらうという方法もあります。先程も少し触れましたが、買取専門業者は全国にネットワークを確立しているので、多くの場合、下取りより高値がつきます。同じメーカーで買い換える場合でも買取専門業者に買い取ってもらった方が高値となるでしょう。
ただし、1社だけの査定では適正な査定額とは限りませんので複数社に査定をしてもらい比較することをおすすめします。
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