賢く車を売る

ドアのヘコみの査定減額。ドアパンチは直して売った方が高く売れる?

ドアにヘコみのある車をよく見かけます。いわゆるドアパンチと呼ばれるもので隣の車のドアがあたってしまったり、物の転倒などでついてしまったり、中には10円パンチを食らったといった例もあるでしょう。ドアの小さなヘコみはいつの間にか出来てしまいます。

今回のテーマは、『これらのドアのヘコみが車を売る時にどんな影響を与えるのか?』です。

車を売るからには少しでも高い金額で売りたいですね。

ヘコんだドアを見て思うのは、直してから売った方が高く売れるのか?それともこのままで売った方が修理費を払うよりお金が浮くのか?

という部分だと思います。

 

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ドアの小さなヘコみでも修理費は高い

ドアの修理を実際にした事のある人なら体感しているかと思いますが、小さなヘコみでも修理費用は高くつきます。

ヘコみを1ヶ所直すのに、目安となる修理費は3万円ほど。お店によって多少の違いはありますが、3万円は覚悟した方がいいでしょう。何ヶ所もヘコみがある場合は1ヶ所につき3万円かかるので修理費だけでも数十万円に達する事も・・。

また、修理の箇所によっても金額の違いがあります。3万円はスタンダードな料金で修理しづらい箇所になるとさらに数万円の費用がかかる事もあります。

 

ドアのヘコみはそこまで査定に響かない

修理費が高いドアのヘコみですが、買取業者の査定減額はそこまで大きくありません。

もちろん、傷があるわけですから一定の減額とはなりますが、目安としては1〜2万円ほどの減額です。

ディーラーの下取りの場合は、走行距離や事故歴、年式、傷の多さなど、これらを基準点から減点していく方法で査定額が決まります。

車種によってヘコみに対する減点の基準が変わってきますが、減点は15〜20点ほどで、減額される金額は買取業者と同じく1〜2万円ほどとなります。

査定に大きく響かない理由

ヘコみの修理には、工具などが必要ですが原価はそこまでかかりません。1ヶ所につき3万円かかる修理費のほとんどが作業工賃となっているのです。

買い取った車は整備をしてから再販売をしますが、修理が必要な場合は、整備原価で直してから再販売をします。ヘコみの場合は、そのほとんどが作業工賃となるので安く直して再販売できるのです。

また、傷を直さずに再販売する場合もあります。走行距離や年式に応じて、直すだけの価値があるかないかの判断をしているのです。

いずれの場合も、直してから売るより、そのままで売った方が金銭的なメリットがあるでしょう。

 

修理がマイナスに働く事も

車の塗装は紫外線などの影響により経年劣化して変色していきます。新車はボディがピカピカで一目で新車と分かりますが、10年乗った車は洗車しても新車同様とはいきませんね。

その為、塗装を伴った修理をする場合は経年劣化を含めた車の色を完璧に再現するのは不可能です。一見違いが分からないほど綺麗に塗装をしてもらえますが、プロの人が査定をしたら修理歴が一目瞭然。

色艶を指摘されて査定額が下がってしまう事もありますし、大きな事故を疑われて査定額が下がってしまう事もあるでしょう。

長年乗る場合は修理するだけのメリットがありますが、1年以内など近いうちに売る事が決まっている場合などは、懸念材料を減らすためにも修理を控えた方がいいかもしれません。

 

最後に

ドアの傷はいつの間にかついてしまうものです。筆者の車にもドア傷を付けられています。2ヶ所も・・。

査定士もこれらの事情を理解しているので、大きな減点箇所としては捉えません。

結論としては、買取査定の為に修理する必要はないでしょう。修理費用の方が高額になってしまう可能性が高いです。

ヘコみ傷を直す時は、売る時ではなく、長年愛用する予定の時だけにしましょう。

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