車売却の査定額を上げるのにやっていい事と悪い事

長年乗り続けた愛車を売る時は少しでも高い価格で売りたいところですよね。
当サイトでは査定額が上がる様々な方法を紹介してきましたが、今回は原点に戻り車売却の交渉時に『やっていい事』と『やってはいけない事』についてまとめたいと思います。
車の売却時には必ず査定士との交渉がありますね。車を売る時は決まった価格がないので交渉次第で大きく変わります。
つまり、あなたの交渉術や交渉力次第で価格が変動していくという事です。
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相見積もりは基本
車を少しでも高く売りたい時は、複数社に見積りをだしてもらう相見積もりが基本となります。
複数社を競わせる事によって価格が釣り上がっていくのです。また、一社だけでは足元を見られてしまう可能性があります。
相見積もりなしで高値を引き出すのは難しく価格交渉の基本となるので必ず行いましょう。
実際に査定を受ける会社は3社以上が理想です。
特にライバル意識を持っている大手中古車買取業者同士は競い合って価格を釣り上げる傾向にありますので、大手業者の査定は複数社受けたいところです。
査定額を上げるためにやっていい事、やってはいけない事
前述の通り、車の査定は決まった金額というものがありません。
そのため、交渉次第で数十万円という価格差が生じる事も少なくありません。
その時に、大切にしたいのは「やっていい事」と「やってはいけない事」の見定めをしておくという事。価格交渉のために行っていた事がマイナスに働いてしまう可能性もあります。これらもしっかりと把握して交渉しましょう。
交渉時にやっていい事
まず、相見積もりで大切なのは「他の業者にも見積りを出してもらっている」「一番高い業者で売る」という事をしっかり意思表示しておく事です。
そうする事で足元を見た見積りを出してくる可能性が減り、多くの場合、最初から“本気の見積り”を出してくるでしょう。
他社の見積りを出すのは失礼な事のように感じるかもしれませんが、揺さぶりをかける最も有効な手段となります。
「〇〇さんでは80万円という見積りですが、いくらになりますか?」といったストレートな聞き方をしても問題ありません。
しかし、揺さぶりをかけられてばかりでは買取業者もけしていい気分とはなりませんよね。そこで大切になるのは、相手にとって『良い条件』を提示するという事です。
具体的には、
- いい査定額なら他との交渉はしません
- 条件次第では今日決めます
といった部分です。
ネットの普及によって一括見積りが浸透し相見積をとる事はさほど珍しい事ではなくなりました。そのため、その日のうちに契約がまとまるという事が減ってきてしまったのです。しかし、せっかく査定をするからには出来るだけ買い取りたいというのが業者側の本音です。
そのため、先ほどのような「ここで決めます」というニュアンスの言葉が非常に有効となってくるのです。
こういった事を伝えると、査定士も上司など価格の決定権を強く持っている人への交渉がしやすくなります。
「〇〇円ならこの場で契約できそうです」といった言葉を言われた上司は多くの場合、OKを出すはずです。
相見積をしている事を正直に伝えて焦らしつつも、安心感を与える事によって高値を引き出せるのです。
業者側はその道のプロです。下手に価格交渉を長引かせても高値を引き出すのは難しい部分がありますし、お互いに交渉を長引かせたくないというのが心情です。ストレートに交渉した方が、業者側もズバッと高値で勝負してくれるでしょう。
交渉時にやってはいけない事
交渉時に「安すぎませんか?」「もっと高くなりませんか?」といった事を言ってしまいがちですが、これらはNGワード。
既に、提示されている金額に対して、これらの言葉で価格が上がるという事はまずありません。
「十分高値になっていますので、これ以上は無理です」といった事を言われてしまうでしょう。
それに、「もっと高くなりませんか?」の一言で価格が変わるようなら最初の提示額はなんの意味があったんだという事になってしまいます。先ほどの『やっていい事』の場合は「価格次第では今日決めます」といった業者側にとって良い条件を提示しているから価格が上がる要素となるのです。
また、「もっと高くなりませんか?」という言葉を言うと、「今日決めて頂けるなら〇〇円にします」といった形で業者側から切り札である即決価格を提示されてしまうでしょう。
「おっ、高くなった」と、勘違いしてしまいそうですが、業者側から提示された即決価格は、まず最高値とはなっていません。
即決価格の提示は業者側にとっても想定内であり、限界の買取価格を提示する事はないのです。
このような事から、他社の価格を提示して、「これより安いなら売らない」という事をハッキリ言って、その後、即決価格をこちらから聞き出すのが理想の状況となります。
最後に
大切なのは、主導権を握りつつ、相手に良い条件を提示するという事。
他社の買取値を提示する事に抵抗があるかもしれません。しかし、その差で数十万円の査定額の違いになる事もあります。
長年使ってきた愛車が高値で売れるように正直に交渉を進めましょう。
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