【意外に長い!】軽自動車の寿命は短い?何年乗れる?距離は何キロ?
かつては『軽自動車は寿命が短い!』という事がよく言われました。
その目安とされてきた数字は、10年10万キロ。あるいは普通車の半分の寿命。
ですが、これらの情報は今の軽自動車には一切当てはまりません!
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軽自動車の寿命が短いというのは昔の話!
確かに、昔の軽自動車はエンジンの性能も今ほど良くなかった影響もあり、走行する度にエンジンに大きな負荷をかけている状態でした。
流れにのるための普通の加速でもエンジンがうなり、ちょっとした坂道でも悪戦苦闘。
こういった影響もあり、普通車と比べて早く壊れる傾向にあったのは事実で、一般的に「軽自動車の寿命は短い」という認識をされていたのは仕方のないことでしょう。
しかし、現在の軽自動車の性能は非常に向上しました!
かつてのように、坂道でエンジンが唸るような機会は減りましたし、エンジンが唸るような急坂であれば普通車で走行しても厳しいものがあり、そこまで走行性能は変わらない印象。⇒軽自動車に男4人で峠超え
ちなみに、私は、5年前のワゴンR(現在は事故で廃車)と10年前のコンテ、最新のN-BOXに乗ってきましたが、10年前のコンテを含めて走行性能は普通車と遜色ありません。
比較している普通車は、オデッセイとランサーセディアワゴン。どちらも、走れる車というわけではありませんが、普通車の最低限の加速性能はクリアしているでしょう。
これらと比較しても走行性能に差をそれほど感じないのです。
※ちなみに、免許を取得したばかりの17年ほど前には親の軽自動車(ホンダ・トゥデイ)に乗っていましたが、これは、本当に加速性能が悪く坂道などはベタ踏みでもまともに登りませんでした…。
トゥデイをご存じない方も多いかもしれませんが、形状としては、ミラやアルトと同じ。重量が軽く走れるはずですが、当時はまだまだ普通車のレベルではありませんでした。
現在の軽自動車が走行に無理がない設計という事は、エンジンにも普通車と変わらない負荷しかかけていないという事になりますし、寿命が普通車に比べて短くなる理由がありません。
そもそも、軽自動車は、普通車とパーツ数で大きな差があり別の設計になっているわけではなく、あくまでも、コンパクトにまとめただけで普通車と変わりません。
オデッセイ(大きめのミニバン)とパッソ(軽ではないけどコンパクトカー)が同じ普通車という枠で寿命が変わらないように、パッソをさらにコンパクトにまとめた軽自動車だけ寿命が短くなるわけがないということです。
では、普通車と変わらなくなった軽自動車の寿命は?
軽自動車の寿命が昔に比べて普通車と変わらないレベルまで伸びた事は分かりましたが、実際どの程度、乗れるのでしょうか?
これに関しては、メンテナンスの仕方などによっても大きく状況は変わってきます。
交換頻度の少ないATFなど比較的高額なメンテナンスも小まめにしている場合には、20万キロ乗る事も可能ですし、⇒メーカー別ATF交換時期
逆にオイル交換など、頻繁に交換が必要なものをメンテナンスしなかった場合には、5万キロ以内、5年以内といった早い段階で壊れてしまう可能性もあります。
仮に、オイル交換をある程度の頻度でして、ATF交換をしないという、よく有りがちな状況で使用した場合は、
おそらく、15万キロあたりで故障もしくは、車検の際に「これ以上乗るのは厳しい」といった事を告げられる事になるでしょう。
※もちろん、運が悪いともっと早い段階で故障しますが
また、エンジン以外の部分でも、ある程度使った車は、錆が広がりシャーシやマフラーが破損したり、ハンドリングに違和感が出てきたりなど、何かしら不調になってしまうもの。
これらは使っている環境(融雪剤が多く使われる地域や海の近くなど)や使い方によって状況は大きく変わってきますが、場合によっては10年ほどで不具合が出てしまうかもしれません。
※使っている環境がいい場合でも15年ほどで不具合が出る可能性が高いでしょう。
しかし、こういった部分まで小まめにメンテナンスしていくのはかなり困難ですね…。
そういった意味では、これも一つの寿命という捉え方ができるでしょう。
ただ、こういった条件は、普通車でも同じですので、やはり、普通車と現在の軽自動車では寿命に大きな差がつく事はありません。
かつては、10万キロ10年が軽自動車の寿命とされてきましたが、現在の軽自動車は一般的なメンテナンスで15万キロ15年が一つの寿命目安になってくるように感じます。
これは普通車にも言えることです。
一方で、10年ほど経過すると最新の軽自動車の性能は飛躍的にアップする
現在の軽自動車の寿命がどの程度かということは分かりましたが、一方で、寿命になるまで乗るかは別問題。
必ずしも、寿命まで乗るのが正解とはならず、時にはまだ乗れる段階で車を手放して買い替える事の方がメリットが大きいケースもあるでしょう。
先程、紹介した通り、私が乗っている車は10年落ちのコンテと最新のN-BOXですが、10年落ちのコンテでも十分走れるものの、その一方で、エンジンの静音性、機能性(ダッシュボードの液晶に天気予報まで出る)などは、10年の間に飛躍的にアップしています。
満足度の高さは圧倒的にN-BOX。妻とどちらの車を使うか取り合っている状況です。
10年間という時の流れでは車の性能に大きな違いが出るということですね。
10年落ちの軽自動車はまだまだ高く売れる!
つい先日の話、10年落ちのコンテを下取り見積もりしてもらったのですが、その時でた価格は24万円というものでした。
かつては、10年で寿命とされていた軽自動車が10年経過しても24万円もの値段がつくのです。
「え…、24万円って安くない?」
って思われる方もいるかもしれませんが、私の所有しているコンテは、エアコンもマニュアルの一番低いグレードのもので、新車でも120万円(諸経費込み)ほど。
さらに、色も青で、黒や白に比べると5〜10万円ほど安い見積もりになっていたかと思います。
10年落ちの120万円の軽自動車が24万円、色によっては30万超えってかなりすごい事なんですよ!ほんとに。
車の買取価格は需要と供給で決まります。軽自動車の寿命が伸びた事が認知され、それだけの価格で買い取ってもそれ以上の価格で売れるということです。
30万あれば、次の車代金の足しになりますし、満足度の高い最新の軽自動車に買い替えるのもありではないでしょうか?
私自身、検討中です。
ちなみに、10年落ちに限った話ではなく、5年落ちでも8年落ちでも、新しい車を魅力に感じている場合には一つの買い替えの目安かと思いますよ。
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10年落ちのまだまだ市場価値のある軽自動車は、是非とも買取店の見積もりも確認しておきたいところです。
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ちなみにですが、私の下取りで24万円だったコンテは、一括査定で買取価格を調べたところ38万円になりました!さすがに50万円アップとはいきませんでしたが、14万円のアップはとても大きい。
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