車を売るのに自動車税納税証明書をなくした!再発行の手続きや費用
車を売る際には4つの書類を必要とします。
書類の内訳は、
- 車検証
- リサイクル券
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書
となっています。
そして、この中で無くす確率が高いのは断然に『自動車税納税証明書』です。
というのも、車検証とリサイクル券、自賠責保険証明書に関しては、ほとんどの車でダッシュボードなどに保管してあり、取り出す機会もない為、無くす事もほとんどありません。車検証や自賠責保険証明書など定期的に変わる書類も車検業者がまとめて収納してくれているので最新の書類が常に車に乗せられた状態となっています。
しかし、自動車税納税証明書に関しては、毎年5月頃に車検証の住所に送られてくる『自動車税納税通知書』の支払いを済ませた領収書の事なので無くしてしまいがちになります。
ピンとこない方も居るかもしれないのでさらに詳しく説明すると、自動車税納税通知書とは、いわゆる自動車税の事です。軽なら7,200円か10,800円、普通車なら29,500円から10万円超えまでと、バカにならない金額を毎年支払っているかと思います。この自動車税を支払った時の領収書が自動車税納税証明書という事になります。
“必要な書類”という認識をしていない人も多く、無くしてしまう人が非常に多い書類となっています。
もし、無くしてしまった場合は、必要書類が足りずにそのままでは車の売却が出来ません。再発行する必要があります。
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自動車税納税証明書を再発行する
自動車税納税証明書を再発行する方法は普通車と軽自動車で異なります。
普通車の再発行
普通車の場合、自動車税管理事務所に行く必要があります。自動車税管理事務所は運輸支局に併設されていますので、管轄の運輸支局に行きましょう。
持ち物は、
- 車検証
- 印鑑
手数料に関しては無料の場合と数百円かかる場合があります。地域によって違っているので最低限のお金は用意しましょう。
軽自動車の再発行
軽自動車は、各市町村にある役所で再発行してもらいます。窓口になるのは納税課です。
持ち物は、
- 車検証
- 印鑑
持ち物に関しては、普通車も軽自動車も同じものを必要とします。
こういった手続きは、普通車と軽自動車で異なる事が多くなっています。役所の方がお近くにある可能性が高いので手軽ですね。
お店側に手続きをしてもらう
納税証明書の再発行手続きはお店側(車を買い取るお店)に行ってもらう事も可能です。委任状を作り再発行を代理で行うのです。
多くの場合、
お店「納税証明書はありますか?」
「ないです」
お店「じゃあ、再発行の手続きを行いますね」
といった具合に話が進んでいくかと思います。
しかし、この方法は代行手数料がかかります。少しでも節約をしたい人は、ご自身で再発行する事をおすすめします。
自動車税納税証明書は車検でも必要
自動車税納税証明書は、車を売る時だけでなく車検の時にも必要な書類となります。
「今年は車を売る予定だし取っておこう」
ではなく、
「必要な書類だし毎年保管しておこう」
という感覚を持つ事が大切です。
必要になる都度、再発行をしていては手間がかかってしまいますので、車検証と同じくダッシュボードに入れておくといった形で保管をしましょう。
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