コラム

軽自動車を激安中古で選ぶのは危険!?安い軽の失敗・成功体験談

2017/11/25

お金が無いけど車が必要!

こういった時に多く選択されるのが中古で激安の軽自動車ですね。お金の無い時の救世主ではありますが、時には失敗してしまう事も…。

すごい激安だけど見た目は綺麗!と思い衝動的に契約をしてしまう前に是非この記事を読んでみて下さい。

 

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激安・格安はそれなりの状態

言い方がよくありませんが、中古車は値段相応で安いのは安いなりです。

激安だけど状態がいいというのは言葉として矛盾しており、年式や走行距離が進んで状態がその値段の価値になっているからこそ激安となっているのです。

値段が決まる要素としては、

  • 人気度
  • 年式
  • 走行距離
  • 事故歴
  • カラー
  • ナビなどの装備
  • 車検の残日数

などが挙げられます。

激安で販売されているという事は、無料もしくは数万円程度で買取をされた車です。

仮に走行距離8万キロのワゴンRが数万円と査定されても誰も納得して売りませんよね。しかし、12万キロを超えたワゴンRならどうでしょうか?値段が付いただけでも有り難いと多くの人が納得をして手放す事でしょう。

そういった形で流通した車は利益を乗せて諸経費を加えても20万円以下で販売する事が可能となります。20万円以下だと安くて魅力を感じてしまうかもしれませんが、逆に考えると無料や数万円で引き取られた車を20万円近い価格で買う事になってしまうのです。

想像以上に維持費がかかる事も

実際に、私も免許取り立ての頃にコミコミ19万円の車を買いましたが、1年も使わない内に、信号待ちでエンジンが止まりそのままかからなくなる経験をしました。その後レッカーを呼び修理をして10万円以上の出費に。

それ以外にも、タイミングベルトの交換やタイヤの交換など2年以内にあらゆる部分が劣化し、修繕費は車を買った価格より高い金額となってしまいました。

車購入価格20万円+修理費40万円=60万円

当時はバイトしかしてなかったので買い換える事もできず、最初から60万円の車を買っておけば良かったなと何回も後悔しました。

もちろん、問題なく乗り続けられる例も多くあります。ただ、私が唯一買った激安車は外れだったようです。

 

中には良くない業者も

ニュースなどで『中古車販売の業者が走行距離のメーターを改ざんして販売をしている』という話を耳にしたことが無いでしょうか?

中古車を買う時に必ず見る部分として『走行距離』が挙げられますよね。

仮に、走行距離が7万キロで20万円以下で乗り出しできる車があったとしましょう。この車を見かけた人の多くは「状態がいいのにめちゃくちゃ安いじゃん!!」といった印象を受けると思います。

その心理を利用し、悪徳業者はメーターを改ざんして販売しているのです。素人はまず見抜けませんよね。

その他にも、修理歴を隠していたりといった事も多くあるようです。

『状態がいいけど激安』というのは、買取のシステムからしてもあり得ないので、あまりにも不自然な場合は敬遠したほうがいいでしょう。悪徳を見抜けるスキルがあればいいのですが、なかなかそうもいきませんよね。

もちろん、良い業者も

しかし、当然の事ながら、真面目に「お金があまり用意できない人に少しでも良い状態の車を!」と商売をされている業者もあります。

数万円で買い取られた車にも状態はピンからキリまでありますので、少しでもいい状態の激安車を仕入れ、整備・点検をして少しでも長い期間乗れるようにして格安で提供しているのです。

そういった業者を探すには口コミが重要。現在はネット社会となっており、悪評も良い評判もすぐにネットに書き込まれます。

もし、予算の関係で激安の車を求めているという事でしたら、実際に車を見に行く前にネットの口コミを確認したほうが確実かと思います。

中には、激安の車に対しても、保証を付けている業者もありますので、整備点検、車の品質に自信を持っている現れでしょう。

激安中古車で失敗・成功の例

先程は私の実体験をご紹介しましたが、1つの例だけでは説得力に欠けるので私の身の回りで起きた実例をご紹介します。

友人の例

友人も私と同じく、免許取り立ての頃に格安の軽自動車を購入しました。

走行距離は10万キロ超え、10年落ちの年式です。乗り出し価格は18万円。

ターボ仕様で気に入って乗っていたのですが、1年ほどの利用でシャーシが折れました。たまたま家の前だったので良かったのですが、走行中なら悲惨な事になっていたと思います。

私は、実際にその場に居た訳でもなく画像等で確認をした訳でもないのですが、間違いなくシャーシが折れたとの事です。雪の多い地域だったので塩カルで劣化していたのかもしれません(とはいっても前の持ち主も雪の多い地域だったとは限らない)。

※シャーシは場合によって使い方が違いますが、今回は足回りの構造。

会社の同僚の例

会社の同僚は、『奥さんの実家に住む事になったけど坂道が急だからターボの安い軽を買う』という理由でノンターボの軽からターボの軽に買い換えたという物でした。

価格はコミコミ23万円ほど。買った時の走行距離などは本人も覚えていないという事でしたが、23万円だと状態は良くない車でしょう。

ターボという事もあり、スイスイと坂道を上り本人も満足していたのですが、半年ほどで坂道を登っていかないという状態になってしまいました。毎日の坂道で負担がかかり限界を迎えてしまったのかもしれません。運転をさせてもらいましたがエンジンは唸るけど加速はしていかないという症状でした。

修理の見積もりを出すと25万円ほどとなった上、100%直るとも限らないと言われ買い替えとなりました。

友人の例

前述の友人のように免許を取得したての際に激安の軽自動車を買いましたが、その後、大学を出て新しい車を買うまでの4年間、何も問題が発生する事なく乗れました。

激安の車に10年間乗ろうと考える人はなかなか居ないかと思いますので、実質十分に役目を果たした例かと思います。

信用できる業者から状態のいい車を買えればこういった例もあります。

 

⇒実は5人乗りOK!?意外に知られていない軽自動車の乗車人数

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