コラム

車が昔より高くなった理由。さまざまな車種で歴代モデルと価格を比較

最近の車を見ていて思うのは、「昔に比べて価格が上がったなぁ」ということ。

もちろん、先進機能など、さまざまな面で向上していますが、そういった変化以上に価格が気になってしまう場合があります。

では、実際にどの程度価格が上がったのか?さまざまなタイプ・メーカーで確認してみましょう。

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ノア

1998年12月〜 170.5〜284.5万円
2001年11月〜 189〜263万円
2007年6月〜 199.5〜319.5万円
2014年1月〜 218〜314.7万円

※フルモデルチェンジで比較

モデルチェンジの度に価格は上昇しており、タウンエースノアの時代から考えると、16年の間に50万円ほど価格が上昇しています。

かつては、5ナンバークラスのミニバンなら、最安で200万円未満で買えるイメージでしたが、もう完全に過去の話となっていますね…。

ちなみに、フルモデルチェンジではないものの、その後もマイナーチェンジを繰り返し、現在の価格は246.7万円まで上昇しています。

フィット

2001年6月〜 106.5〜153万円
2007年10月〜 119.7〜187.4万円
2013年9月〜 126.5〜211.9万円

こちらも価格は上昇。元々の価格がノアより少額なため上昇幅も少なく感じますが、十数年の間に2割ほど上昇しています。

フィットは大衆車なので、この辺でストップしてもらいたいところですが、2013年以降もマイナーチェンジを繰り返し、現在は、142.9円〜となっています。

ムーヴ

1995年8月〜 79.8〜123.1万円
1998年10月〜 92〜138万円
2002年10月〜 87.8〜179.6万円
2006年10月〜 101.9〜167.5万円
2010年12月〜 112〜161.1万円
2014年12月〜 113.4〜179.3万円

ムーヴも20年ほどで30万円を超える値上がり。

以前は、軽自動車に200万円支払うのは笑われるとまで言われましたが、現在の軽自動車は走行性能なども向上し、日常使いにはなんら支障がありません。

そういった意味では、100万円を少し超えるぐらいで買えるのはお得なようにも感じてしまいます。価格は上がっているのに不思議なものです。

オデッセイ

1994年10月〜 179.5〜269.5万円
1999年12月〜 212.5〜334.5万円
2003年10月〜 220〜297万円
2008年10月〜 259〜261万円
2013年11月〜 249〜373万円

初代のオデッセイが170万円台で買えたというのが少し驚きですが、マイナーチェンジ後の最新モデルでは、298万円〜と、ついに300万円に手が届くかという価格になっています。

もともと、ミニバンの中でも高級な位置づけかとは思いますが、標準グレードでもさまざまな装備をつけて350万円ほどになる場合も少なくないでしょう。

かつては、免許取り立ての若者が購入するというケースも多かったのですが、現在はある程度余裕のある人の車となっているようです。

プリウス

1997年12月〜 215〜237万円
2003年9月〜 215〜298.2万円
2009年5月〜 205〜327万円
2015年12月〜 242.9〜366.7万円

2009年5月〜のモデルは価格が下がっていますが、これはホンダのハイブリット車『インサイト』が189万円という低価格で爆発的に売れた影響です。

これまで、独壇場だった中でライバル車が登場し、価格が下がったわけですが、ある意味、それだけ利益を上乗せしていたという事が明るみに出たようにも感じますね。

車は売れれば売れるほど、1台あたりの開発費が少額で済んだ事に。そのため、プリウスなどの人気車は、メーカーにとって利益幅の大きい車となります。

タント

2003年11月〜 99.8〜146万円
2007年12月〜 108.2〜173.8万円
2013年10月〜 117〜181.3万円

モデルチェンジの度に10万円ほど値段が上がっており、近々モデルチェンジ予定となっていますが、おそらく、さらに値段が上がる事になるでしょう。

エクストレイル

2000年10月〜 185〜282.5万円
2007年8月〜 199.5〜300万円
2013年12月〜 224.9〜342万円

ミドルSUVのエクストレイルに関しても2000年の発売以降40万円ほど値段が上がっています。

それでも、ハリアーなどに比べると比較的価格を抑えている印象でしょうか?ハリアーは2000年地点で244万円、現行モデルは294万円からとなっています。

車の新車価格は、なぜここまで上がった?

「車が高くなった」という事が言われますが、実際に、ここで紹介したように例外なく全ての車種で価格は上昇傾向にあります。

当然どこかのタイミングで価格上昇が止まるかと思いますが、最近のモデルチェンジでも上昇しているため当分はこの傾向が続いてしまうでしょう。

では、その分、収入が上がったかと言うと、けしてそんな事はありませんね。

車の価格が容赦なく上昇する中、初任給の平均は15年で5,000円程しか上がっていません。しかし、その間に車は数十万円の値上がりをしている…。

また、その一方で、自宅のネット環境や、ガラケー時代より上がったスマホ料金など、さまざまな出費は増え続けるばかり…。

「若者の車離れが進んでいる」「軽自動車の販売割合が増えた」といった事が言われますが、これは必然としか言いようがありません。そもそも、買えない状況となっているのです。

缶ジュースが100円から130円になったり、コーヒーが4割ほど値上げになったり、カップラーメンが値上げになったりと、物価自体もやや高くなったのかもしれませんが、その一方で、外食産業などは、そこまで変わっていません。むしろ、安い居酒屋や90円の回転寿司など安くなったものが目立つほどです。

消費者目線で言うと、車も薄利多売にして、大量に販売すればいいのに…、とも思ってしまうのですが、そのような訳にはいかないのでしょうか?

一方、自動車産業の目線から考えると、国内の販売台数は減少傾向になる一方でトータルの販売台数は順調に伸ばしている企業が多くなっています。

多くの企業が海外での販売数の方が国内販売台数を上回っており、重きを置くのは海外とも捉えられる状況。

また、利益に関しても、毎年のように過去最高を記録しているメーカーもありますし、堅調に業績を伸ばしています。

こういった状況の中、1台あたりの利益を減らして薄利多売にするメリットはあまりないのかもしれません。

もちろん、先進機能を装備するなど、車の原価が上昇しているという面もありますが、消費者目線では、なんとも車を買いづらい世の中になったように感じてしまいますね。

かつては男が軽自動車に乗るのは恥ずかしいという風潮もありましたが、現在は、男が乗っている光景がごく自然ですし、私自身も軽自動車に乗っています。⇒男女の軽自動車所有比率

おそらく、今後もこの傾向は続いていくでしょう。車の価格は上昇し、販売台数は減少、軽自動車の比率は高まります。

⇒実は5人乗りOK!?意外に知られていない軽自動車の乗車人数

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