特別仕様車とは?通常モデルと比較してどっちが安い価格で買える?
CMなどを見ていると『特別仕様車』という言葉をよく耳にするかと思います。
特別仕様車と言われると『特別な仕様となっている車=高級な仕様の車』といったイメージを連想してしまう人が多いですよね。
しかし、実際はこのイメージとはかけ離れています。
今回の記事では、特別仕様車が販売される理由やお買い得かについて紹介します。“特別仕様車=高級な仕様の車”と考えていた人はイメージが変わりますよ。
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特別仕様車を発売する理由
特別仕様車は基本的に限定品として販売されますが、性能に関しては通常のモデルと変わりません。オプションが装備されていたりボディが限定カラーとなっていたり、性能の部分以外で通常モデルとは異なった仕様となっています。
発売される主な理由は『販売台数のテコ入れ』です。特別仕様車を販売すると一定数の販売台数が見込めます。販売台数が落ち込んでいる時や販売台数をアップしたい時などに『限定車』として販売する事によりテコ入れをしているのです。
車の販売台数は発売から徐々に減っていきます。発売当初の人気を何年も維持できるのは一握りの車です。例えば、トヨタがボクシーをモデルチェンジで発売しても、ホンダのステップワゴンや日産のセレナが負けないスペックのモデルチェンジをしてくるでしょう。後発の車の方が有利な面があるので多くの場合ボクシーの販売台数が減ってしまいます。こういった事にも対応して販売台数を減らさないように特別仕様車が販売されます。
特別仕様車はお得
特別仕様車は、上記の様な事情で販売されるので売れなくては意味がありません。
その為、特別仕様車はお得な価格設定となっているのです。
例えば、人気だけど値段の高いオプションAがあったとします。車は欲しいけど、オプションAを付けると高くなるからオプションBで妥協しようか悩んでいた・・。そんな時に特別仕様車としてオプションAが標準装備されながら、オプションBの見積りと変わらない金額で発売されたら迷わずに買ってしまいますよね。
特別仕様車はこういった迷っている部分を後押ししてくれる様なモデルとなっている場合が多いのです。
通常モデルを特別仕様車と同じ装備にしたら必ず特別仕様車より高い価格になってしまいます。通常モデルより安い価格にならなくては特別仕様車の意味がないのです。
通常では選択できないオプションも
N-BOXはかつて、通常モデルのシートやインパネはベージュで、カスタムのシートやインパネは黒といった分け方がされていました。
しかし、人気カラーは黒色です。人気の黒を選択するのには、値段の高いカスタムモデルを選択するしかなかったのです。
そんな中、発売されたのが通常モデルのシートやインパネが黒仕様となっている特別仕様車。
「カスタムより通常モデルが好きだけど、シートやインパネは黒がいい」と悩んでいた人は即決して購入したのではないかと思います。
もともと、オプションにもない選択肢だったのでお値段が安くなっていたかは分かりません。しかし、販売台数のテコ入れには十分な効果を発揮した事でしょう。
N-BOXに限らずですが、通常の装備やオプションでは買えない仕様として販売される特別仕様車もあります。気になっている車から特別仕様車が発売したら内容をチェックする事をおすすめします。
特別仕様車は値引きが少ない?
特別仕様車の見積りを出してもらった事が何回かありますが、どの車種も値引きが少ないというのが率直な印象です。
値引き交渉をすると「特別仕様車なのでこれ以上の値引きは出来ない」と言われてしまいます。
特別仕様車の販売価格が通常より安く設定されているのは間違いありませんが、車を買う時は値引き額も考慮に入れましょう。
その為には、通常モデルの見積りも出してもらう事が重要です。特別仕様車では決められたオプションが付いていますが全てのオプションが必要とは限りません。通常モデルでは必要のないオプションを外して見積りを出しましょう。
場合によっては、通常モデルの方が安い価格になる事もあります。「特別仕様車で安いし早めに契約しよう!」と即座に決めずに冷静にどちらがいい選択肢かを判断する事が大切です。
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