【スズキ】デュアルカメラブレーキサポートの評価やメリット、性能は?
2016/09/26

軽自動車のスペーシアに『デュアルカメラブレーキサポート(自動ブレーキ)』が搭載され話題となりました。
デュアルカメラブレーキサポートとはその名の通り、2つのカメラを利用することによりブレーキをサポートするシステムです。
従来はスバルの『アイサイト』など一部の車に採用されていたシステムですが、ついに軽自動車にも搭載された形となります。
今回の記事では、デュアルカメラブレーキサポートの性能やメリット、口コミなどについてご紹介します。
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デュアルカメラのメリット
まずはデュアルカメラのメリットを確認してみましょう。
人の目と同じように左右2つのカメラが対象との距離や形を捉え、そのサイズや輪郭から歩行者やクルマを認識します。また、車線の左右の白線(区画線)も認識するなど、カメラで捉えたさまざまな情報をもとに警報や自動ブレーキで衝突回避をサポートする、先進の安全技術です。スズキ
人間も片目の状態で道を歩くと距離感が把握しずらく普段通りには歩けなくなります。
これは、カメラにも言える事で、1つのカメラでは距離感が把握しづらく誤差が出てしまいます。さらには、立体的に物を捉える事ができないので人や車の識別に関しても確実性が下がります。
デュアルカメラブレーキサポートは、これらの問題を解決する為、人間と同じように2つの視点から距離感や対象物の形を捉え飛躍的に性能を高めたブレーキサポートシステムとなっています。
しかし、実際に気になるのは具体的な機能性。
同じくデュアルカメラを搭載しており、JNCAP予防安全性能評価でも満点または満点に近いスコアを出しているアイサイトにどれだけ近づけているかがポイントとなる部分でしょう。
機能性
まず、最も高い評価を受けているとされるアイサイト(ver3)の稼働速度を確認してみましょう。
前方車両との速度差が約50km/h(歩行者の場合は約35km/h)を
超える場合は、アイサイトの性能限界から衝突を回避することはできません。
また、前方車両との速度差が約50km/h(歩行者の場合は約35km/h)以下であっても、 状況によっては衝突が回避できないことやプリクラッシュブレーキが作動しない場合があります。スバル
続いて、スズキ・スペーシアに搭載されているデュアルカメラの稼働速度。
作動したときの速度が約5km/h〜約50km/h未満(歩行者の場合は約5km/h〜約30km/h未満)であれば、衝突を回避できる場合があります。周囲の環境や対象物の動きなどによっては、警報のみでブレーキが作動しない場合があります。また、警報と同時に自動ブレーキが作動する場合があります。
- スバル・アイサイト・・50km/h未満(歩行者35km/h)
- スズキ・デュアルカメラ・・5〜50km/h(歩行者5〜30km/h)
アイサイトよりは狭い稼働速度となっていますが、かなり近い数値となっているようです。
どちらも、飛び出しなど状況によっては作動しませんが、最先端のブレーキサポートシステムと考えていいでしょう。
動作イメージは以下のようになっています。
衝突回避ができる可能性があるのは先ほどの数値ですが、警告は5〜100km/hまで作動してくれます。高速道路も含めほぼ全ての国内の道路で対応してくれる数値という事になります。
スズキ・デュアルカメラの口コミ
デュアルカメラの評判を見てみましょう。
専門家の意見としては、
実際のユーザーの意見を見てみても、
以上のように専門家からもユーザーからも高い評価を受けています。
デュアルカメラの価格は、横滑り防止機能も付いて7万5600円です。この、お得な価格設定も多くのユーザーに受け入れられ、選択されている理由でしょう。
ブレーキサポートシステムは、さらに進化していく分野かと思いますが、軽自動車部門において現段階ではスズキのデュアルカメラが最高性能を誇っています。先ほどのアイサイトが最高得点を記録している予防安全性能評価においても軽自動車の最高得点を記録しました。
安全性能を重視したい方は、スズキを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
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