N-BOX ホンダ

N-BOXはベンチシートがおすすめ!理由と実際に使ったレビュー・比較

N-BOXの購入を考えている人は、ベンチシートか、それともスーパースライドシートかで悩んでいるのでは?

N-BOXが新型になり、かれこれ1年ほどが経ちますが、今回は、ベンチシートタイプについて徹底解説していきたいと思います!

個人的な意見ですが、チャイルドシートを一つ設置している環境での使用ですが、ベンチシートタイプで十分かなと…。今回はその理由についても解説します。

ちなみに、解説するモデルは、『N-BOX Custom G・L』。

スポンサーリンク

スーパースライドシートじゃなくても空間は広々!

ベンチシートとスーパースライドシートの最も大きな違いは、助手席後ろの空間の広さと、後者はウォークスルーで室内を前後に移動できるという点。

では、ベンチシートの場合には、後ろの空間がそこまで広くないのか?というと、そこはさすがのN-BOX。ベンチシートでも十分な空間を確保しています。

※後ろのみシートカバー使用

こちらが、後部座席を最大限後ろにスライド、そして、前座席を最大限前に出した状態。

身長170cm(本当は168cmぐらい…)の男が、足を伸ばしても問題ないだけの空間が確保できます。これなら、身長180cm以上の人でも同じようにできるでしょう。

こちらは、前座席・後部座席ともに最大限前に出した状態。

これでも、一般的な車よりは、十分足元を確保できているでしょう。大人でも余裕を持って乗り込めますし、問題なく座れます。

こちらは、前座席を最大限後ろに、そして、後部座席を最大限前に出した状態。

この状態ではさすがにやや狭いです。ですが、身長170cmの私はそこまで窮屈すぎるという印象ではありません。

過去に、5ナンバークラスのステーションワゴン(もう売っていない車なので車種名をあかすと、ランサーセディアワゴン)に乗っていましたが、その頃の後部座席は通常でこれぐらいの足元空間しかありませんでした。

そういった意味では、最小に縮めても最低限の空間を確保できている印象。

ちなみに、これが、最も使われる機会が多いであろう、前後ともに最大限後ろにした状態。

一見狭く見えるかもしれませんが、チャイルドシートの前に立って子供をチャイルドシートに乗せる事が可能です。

ですので、この状態でも十分な広さを確保できています。

助手席の空間

助手席をスライドさせることで、後部座席の空間の変化を説明しましたが、助手席の空間がどうなっていたのか、という部分も確認してみましょう。

まず、後ろに下げた状態。まぁ、特別広いという訳ではないかもしれませんが、十分な空間を確保しています。

足もだいたい伸ばせるといった感じです。

一方、一番前に出すと、こんな状態に。

結局、カチャっとはまる位置まで前に出す事はできませんでした。

後部座席の空間を確保するために、前座席を最大限に前に出す場合は、助手席は座席として使えないものと考えた方が良さそうです。座席に荷物を置ける程度でしょう。

ちなみに、ベンチシートの場合は、助手席を前に出しても、ウォークスルーで移動するのは不可能です。座席を乗り越えればいけますけど、降りて移動した方が手っ取り早いです。

背の低い人は、スーパースライドシートでもウォークスルーが面倒くさい?

N-BOXを契約する当時、子供もいるしスーパースライドシートがいいだろうか、と我が家でも悩む機会がありましたが、とある理由からベンチシートに決めました。

スーパースライドシートは、助手席が前後に大きく動くという機能で、最大に前に動かすと、運転席との間を通り抜けて車内で前後に移動可能となります。

しかし、この機能、身長が低く、運転席の位置を前にしている人は、助手席を前に動かしても、けして充分な通路が確保できるわけではありません。

我が家の妻は身長150cm未満と小さめで運転席もかなり前に移動させています。

スーパースライドシートの試乗車で、実際に妻が運転した後にウォークスルーを試したのですが、やや通りづらい印象でした。

ウォークスルーをする都度、運転席まで移動させるのは手間ですし、「この機能を付けても、結局使わなくなるのでは」というのが我が家の結論。

それに、ここまでに紹介した通り、スーパースライドシートでなくても、後部座席の空間は十分確保できます。

ちなみに、後部座席は跳ねあげる事も可能となっており、子供の着替えも楽々でしょう。

もちろん、女性でも運転席を後ろに下げる人はいますし、一概には言えません。使う人は使う機能なのだと思います。ですので、あくまでも我が家の見解です。

また、ベンチシートの座席の間に荷物を置けるメリットも捨てがたいものが…。

そういった部分も含めて比較検討する必要がありそうです。

収納性も高い!

N-BOXは無駄なく、全てのスペースを収納にしたような作りになっています。

まず、驚いたのはハンドルの上部分。ここを収納にした車はなかなかありません。

ドリンクホルダーも前座席に5ヶ所。5つ目の画像は、助手席ドアの収納とドリンクホルダーですが、これはベンチシートタイプのみに設置されています。

後部座席にも、ドリンクホルダーがあります。これまで使っていた軽自動車にはなかったので何気に嬉しい機能。

やはり、スライドドアの軽自動車は後部座席の充実度が高いですね。

あまり使わないかもしれませんが、ハンドル下の収納。

助手席の前には、かなり大きめのトレーが。収納ボックスより、置いてあるものが見えているトレーの方が何かと便利!

ダッシュボードの足元、真ん中には、こちらもなかなかの大容量の収納BOX。

この収納ボックスは、スーパースライドシートにはありません。先ほどの助手席側の収納とドリンクホルダーもそうでしたが、スライド幅を広げた関係で他のスペースを削っています。

収納は、ベンチシートの方がやや優れているということに。

前座席の後ろ側には、大型ポケットだけでなく、小型のポケットも備えています。

大型ポケットに細かな物を入れると、そのまま忘れてしまいがちなんですよね。ですので、これも嬉しい点ですね。

荷物を引っ掛けるフックもあります。(ベンチシートは助手席側、スーパースライドシートは運転席側)

スライドドアタイプの軽では当たり前になりつつありますが、後部座席には日よけも両側に設置されています。

シートアレンジも簡単!

荷台は、後部座席が後ろにあると、こんな感じで、あまり広々とはしていません。

座席の後ろにあるレバーを引っ張ると、後ろ側からでも座席の移動が可能。そして、座席の肩部分のレバーで後ろ側からでも倒す事が可能。

座席を前に動かすとスペースもかなり確保できます。旅行の際とかに便利ですね。

座席を前に出した状態で倒した方が平らなスペースがより確保できます。ただ、運転席側は、この程度が現実的。

開口部が広いので大人サイズの自転車も載せられますし、車中泊も快適とまではいかないものの、なんとか可能。

この辺は、やはり、軽とはいえスライドドアタイプの強みですね。

後部座席のシートアレンジに関しては、ベンチシートもスーパースライドシートも同じです。

どのタイプにするかは、あなた次第!ですが…

N-BOXを購入予定の人は、ベンチシートかスーパースライドシートかで必ず迷ってしまうかと思います。

それぞれに良さがあるので、一概に結論を出すことはできません。

ですが、実際に使っている人の声として、『子供がいる環境でもベンチシートでいい』という意見を出しておきたいと思います。

スーパースライドシートはあったらあったで便利な場面もあるのかもしれません。

ですが、どの程度実際に使う機会があるでしょうか?そのために、5万円以上足して、30kg重量を重くしてしまう必要はないように感じてしまいます。

最終的には、展示車などを実際に確認して判断をしてみて下さい。

⇒実は5人乗りOK!?意外に知られていない軽自動車の乗車人数

【お得情報】

車検まで半年を切っている人はこちらを確認⇒車検代を最も安くする方法

車を売るor買い替える予定の人は必見!⇒車を最も安く買う方法(高く売る方法)

🚙40秒の簡単入力で愛車の査定額がその場で分かる!🚗

7年愛用したフィットで一括査定を利用したところ、下取りと比べて284,000円高値で売れました。

わずか40秒の簡単入力で、最大10社から一括査定が受けられるうえ、入力後、1秒で最高額が分かります。

もちろん実際に売るかは、査定額を見た後に判断可能です。

⇒査定比較.comの一括見積もり

関連

-N-BOX, ホンダ