等級を下げずに修理!日産カーライフ保険の仕組みと評判とは?
2018/09/03
通常、車両保険を使うと等級が下がってしまい翌年以降の保険料が上がってしまいますね。
そのため、少額の修理であれば実費で直す事もしばしば。なかには、20万円を超える修理代金でも実費の方が安いという結論になり車両保険を使わない例もあります。
しかし、日産が提供している保険サービス『日産カーライフ保険』に加入すると条件内の修理であれば保険を使っても等級が下がりません。
しかも、日産が指定する条件をクリアすると無料で加入できるというから驚きです。ちなみに、日産車以外も加入可能。今回はこの『日産カーライフ保険』の仕組みについて詳しく見てみましょう。
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無償提供サービスの内容
まずは、気になる無償提供されているサービス内容を見てみましょう。
スモールリペアサービス
【こすっても安心リペア】
部品交換を必要としないバンパー・パネル・ドアミラー等の外装の板金塗装費用を補償。
※修理金額5万円(税込)以内に限る
補償金額:最大15,000円(自己負担額3,000円)
初度登録の1年後まで
【いたずら・盗難リペア】
いたずらでのボディへのキズ・ヘコミ・落書、盗難または盗難未遂による破損を補償。
※修理費制限なし
補償金額:最大30,000円(自己負担額3,000円)
初度登録の3年後まで
【ガラスリペア】
走行中の飛び石、いたずら等によるガラスキズについて補償
※修理費制限なし
補償金額:最大30,000円(自己負担額3,000円)
初度登録の7年後まで
条件としては自家用8車種。
•自家用普通乗用車
•自家用小型乗用車
•自家用軽四輪乗用車
•自家用軽四輪貨物車
•自家用小型貨物車
•自家用普通貨物車
(最大積載量0.5トン以下)
•自家用普通貨物車
(最大積載量0.5トン超2.0トン以下)
•特種用途自動車(キャンピング車)
自家用車として購入した車はまず間違いなく補償の対象になるという解釈で間違いありません。
事故現場かけつけサービス
365日24時間いつでも事故現場に専門スタッフがかけつけてくれます。
サポート内容
- 救急車の手配、警察への通報
- 損害拡大の防止措置
(三角板の設置や発煙筒など)- 相手方や目撃者の確認
- 最寄りの販売会社の案内
- その他注意点等のアドバイス
対象者:契約車両の運転者
地域:日本全国
提携業者:ALSOK、JAF
アクシデント・ロードサービス
かけつけサービスと同じく365日24時間対応。
サービス内容
- レッカー搬送
- 修理後の引き取り・搬送
- 帰宅・宿泊サポート
- 「30分以内」の応急修理
対象者:契約車両の運転者
地域:日本全国
提携業者:JAF他
プレミアムガラス交換
こちらは唯一の日産車へのサービス。
補償金額:最大100,000円(自己負担30,000円)
初度登録の7年後まで
※日産車の中でもアラウンドビューモニターまたはエマージェンシーブレーキ搭載車のみ対象
初度登録が1年〜7年と幅がありますが、プレミアムガラス交換以外は日産車以外でも利用可能というのが嬉しい点ですね。
それぞれに自己負担額が設定されていますが、車両保険を使う事による保険料の値上がりよりは確実に安い金額となっています。それに車両保険には免責(修理した場合の自己負担額)が5万円10万円といった金額で設定されている事が多く、こまかな修理には全く意味を成さない場合も少なくありません。言い換えると、無償提供サービスの修理も少額の免責が設定されているようなイメージですね。修理はできるけど一定の自己負担額は必要。それでも3,000円以下の修理費という事はまずあり得ないので車両保険の免責と異なり補償対象になればどんな修理でも利用可能という事になります。
また、新車・中古車どちらも対象です。ただし、あくまでも登録時からの年数が影響するので一定以上古い車はサービスを受けられません。
無償提供サービスの加入条件
無償提供サービスの名前の通り、特別な料金は一切かかりません。
ただし、加入条件はもちろんあります。それは、日産指定の自動車保険に加入するというもの。
日産が指定している保険会社は、損保ジャパンと東京海上の2つ。
稀に、他の保険会社になる場合もありますが、基本的にはこの2社が指定されています。
日産指定の自動車保険の料金
加入条件が日産指定の保険となると、気になるのはその保険料金ですね。
結論から言いますと、損保ジャパンと東京海上の2社は保険料がやや高めです。この2社に限らずですが、ディーラーを経由して契約する保険は基本的に代理店系の保険会社となり料金が高いのが現状です。
日産カーライフ保険のメリットとしては、ディーラーが手続きを進めるので簡単・手軽といった部分と、料金が高い分、先ほどのような手厚いサービスが付いているという点ですね。
しかし、月々の保険料が1万円を超えるといった例も多く、年間では軽く10万円を超える事もしばしばあります。
上記のような手厚いサービスがあるとはいえこの料金を支払うとあまり意味を成さない可能性も。
というのも、ダイレクト系の自動車保険にネット経由で契約すると年間5万円以上安くなる事も少なくないからです。
1台1台条件が異なるので一概には言えませんが半額以下の保険料を目標にしても満足のいく結果が得られるでしょう。もちろん、先ほどの無償提供サービス以外の自動車保険の補償内容は同じものを選択したうえでの話です。
ネット経由で安い料金を選択するか、日産で手軽さと手厚いサービスを選択するか、人によって意見が変わる部分ですね。
ネット保険は、10分ほどの時間で確認ができるので1度調べてみてはいかがでしょうか?そのうえで、日産カーライフ保険と比較してみましょう。
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