ドアのヘコみやガラスのヒビで車両保険を使う

- 運転中に対向車が踏んだ石が飛んできた
- 買い物から帰るとドアが凹んでいた
- 10円パンチを食らった
- 見知らぬ内に傷が付いていた
- タイヤがパンクしていた
車を所有していると様々な条件でボディに傷やガラスにヒビが入ってしまいます。
石が飛んで来るなどは致し方がない部分もあるのですが、風の強い日にドアをぶつけられて逃げられたり、10円パンチなど故意につけられた傷に対してはやり場のない怒りを覚えてしまいますね。
筆者も車を所有していますが、ドアをぶつけられた形跡が2ヶ所にありますし、過去の車では、おそらく買い物カートなどで付けられた傷で横一線にドア2枚とボディにまで傷を付けられた経験があります。
今思い出しても腹が立ってきますね。被害者は何も悪くないわけですから。
しかし、これらの傷は自動車保険の『車両保険』で修理が可能となっています。
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車両保険の種類
車両保険と一言で行っても、いくつかの種類に分類されます。
- 一般車両保険
- エコノミー+限定A
- エコノミー
- 限定A
おそらく、ほとんどの人が『一般車両保険』か『エコノミー+限定A』に加入しているかと思います。エコノミーのみ、もしくは限定Aのみで加入している人は少数派となります。
そして、上記のような石が飛んできた、10円パンチを食らったという場面には全ての種類が有効とはなりません。
有効となるのは、一般車両保険か限定Aです。一般車両保険はスタンダートな車両保険となるので当然こういった場面にも利用可能です。限定Aはアクシデント(accident)から名前が付けられており、火災・爆発、落書き、浸水、盗難、飛来・落下物と衝突など、予期せぬ事態に巻き込まれた時に有効となる車両保険です。
種類が分かれている理由は、保証の範囲を狭める代わりに料金が安くなるという仕組みが採用されているからです。「保障内容はアクシデントのみに狭めるけど料金は安くするよ!」といった形。
車両保険は4種類に分類されますが、
- 一般車両保険
- エコノミー+限定A
- 限定A
の3種類いずれかに加入している場合は、今回のような事例でも車両保険が有効という事になります。『エコノミー』のみに加入している人はごく少数となるのでほとんどの人が車両保険を利用できるでしょう。
免責がついているケース
車両保険には免責を付けているケースも少なくありません。免責とは設定された金額までは自腹で修理して設定額からオーバーした修理費用に関しては車両保険が使えるというもの。
多くの場合、5万円か10万円となっています。
免責をつけると自己負担額がある分、保険料が安くなる仕組みとなっています。
しかし、ドアのヘコみや小さなキズなどの修理費は3万円程〜となるので免責の額より修理費用が少ない場合は、車両保険が使えないという事になります。
ただ、火災や水害など100万円を超える修理費用が必要となるケースもありますのでこういった場合は、免責が設定されている場合でも保険の利用が有効となります。
等級もダウン
さらに気をつけなくてはならないのが軽微な内容であっても車両保険を使うと1等級ダウンしてしまうという事も考慮して使わなくてはなりません。
以前は、軽微な内容であれば等級がダウンする事無く車両保険を利用できましたが、現在はどんな軽微な内容であっても1等級は必ずダウンする仕組みとなっています。
等級のダウンが影響するのは来年以降の保険料です。事故有等級が適用となるので保険料はかなり上がるものと考えておきましょう。
こういった事から軽微な内容で車両保険を使う人は多くないとされています。修理額いくら以上から車両保険を使うという目安を設定しておくとイザという時に便利かもしれません。
ただし、修理費を支払うと生活が苦しいといった場合は、トータルで支払う金額が多くなったとしても車両保険を使うべきでしょう。
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