ワゴンRとムーヴどっちがおすすめ？燃費やサイズ,走行性能を比較！

軽セミトールワゴンの長年のライバルであるワゴンRとムーヴ。

このタイプの車を選ぶ時には必ず候補に挙がるといっても過言ではないほどの人気車種となっており、2015〜2016年の販売台数を見てもワゴンRが100,461台、ムーブが99,466台とハイレベルな争いを繰り広げています。

実際に、この２車種で迷われている方が多いのではないでしょうか？今回はワゴンRとムーヴについて徹底比較をしていきます。

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燃費比較

まずは燃費の違いを見てみましょう。

同じく、セミトールワゴンであるN-WGNとデイズも比較に加えました。

2017年のフルモデルチェンジによってワゴンＲが33.4km/lと驚異的な低燃費となりました。

この4車種の中では頭1つ飛び抜けた存在となっていますね。

ただ、ムーブに関してもかなりの低燃費を誇っており、燃費の面で不満に思うような機会はないかと思われます。

ワゴンR

ムーヴ

車体サイズや室内寸法

続いて、車体や室内寸法の比較です。特に室内の空間は重要な項目ですね。

車体サイズに関しては全長と全幅共に軽自動車の規格を最大限いかしたサイズとなっており全高もほぼ同じ数値となっています。

室内寸法は、全長でワゴンRが差をつけているものの、全幅と全高はムーヴに軍配が上がります。

トータルの室内空間は変わらないぐらいですので、どちらが有利という事も無さそうですね。全長が必要な場合はワゴンR、高さが欲しい場合はムーブ、といった形で人によって意見が変わりそうです。

外観や内装

ワゴンR

ムーヴ

外観に関しては好みが二分しますが、内装はムーヴの方が好評となっているようです。とはいっても、外観や内装に関しては好みなので直接見て判断をするのが1番いい方法ですね。

乗り心地や走行性能

日々使う上で、乗り心地や走行性能も重要な項目となってきますね。実際にどちらの車種も数回に渡り試乗してきましたので、それぞれの特徴をご紹介します。

乗り心地

乗り心地に関してはムーブに軍配が上がります。

ワゴンRは低燃費にする為に、タイヤの空気圧を280kpaに設定しています。この空気圧はかなり高い数値でなかなか他の車種で見かける事はありません。空気圧を高める事により転がり抵抗を抑え低燃費を実現しています。

一方、ムーブは240kpaとそこまで空気圧も高くなく、CMなどでも乗り心地の良さを前面に押し出しています。

実際に乗った感覚も両者の違いは明らかで、ムーブの方が快適な乗り心地となっています。

しかし、ワゴンRもけして悪い訳ではありません。少し固い印象を受けますが慣れれば気にならない範囲でしょう。

走行性能

走行性能はワゴンRに軍配があがります。

車体は40kgほどワゴンRの方が軽い上、エンジンの動力性能もワゴンRの方がやや勝っています。

この2つの差は乗った時にも明確に感じ、ワゴンRの方が無理なく坂道等を登ってくれます。とはいっても、ムーヴに関しても街乗りで苦労する場面はそこまで無いかと思われます。

乗り心地と走行性能でそれぞれ優越が付きますが、劣るとされた方もけして悪くはありません。どの部分を伸ばすのかはメーカーによって思惑が違いますが、どの項目においても歴代のモデルより向上しており、十分な性能となっています。

まとめ

ワゴンRとムーヴを徹底比較しましたが、基本的な性能はほぼ互角です。価格の面でもそこまで差は無く、同じ装備を揃えれば同じ価格帯になります。

それぞれの特徴で選ぶとすれば、走行性能や室内の全長ならワゴンR、乗り心地や室内の高さならムーヴをおすすめします。

画像：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/move/index.htm
http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/

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