助手席にチャイルドシートは捕まる?違反の点数や罰金は?
2017/06/16
赤ちゃんが生まれて1ヶ月ほど経つと徐々に車で外出する機会が増えていきます。家族で外出ができ、行動範囲が広がり、お出かけが楽しくなる時期ですね。
そんな時に必要となるのが『チャイルドシート』。6歳未満はチャイルドシートが必要と道路交通法で決まっており車で移動する際は必須アイテムとなります。
今回は、このチャイルドシートの設置位置について。
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チャイルドシートを助手席に設置すると違反?
チャイルドシートといえば、漠然と『後ろの座席に設置しないといけない』というイメージを持っている人が多いかと思います。
しかし、
「後ろの席で1人にすると泣き止まない」
「様子が見れる助手席に乗せたい」
といった意見もあり「助手席に設置したい」と考えている人も多く居るはずです。
助手席にチャイルドシートを設置するのは違反になるのでしょうか?
結論を言うと、チャイルドシートを助手席に設置しても違反にはならず罰則もありません。
先程の道路交通法では年齢の指定はありますが、場所の指定は一切されていません。その為、道路交通法違反になる事はないのです。
稀に、助手席に設置している人も見かけますが、違反をしている訳ではないという事になります。
しかし、助手席に設置しない人が多いのには理由があります。
助手席での危険性
1歳に満たない赤ちゃんは後ろで1人にされると不安で泣き、1歳を超えてもチャイルドシートに縛られている環境が嫌でぐずってしまう事があります。
そんな時は助手席にチャイルドシートを移動させたくなりますね。
しかし、助手席に移動させると危険性が高まるのでおすすめできません。
事故のリスクが高まる
後ろの座席から助手席に移動させると、確かにぐずる可能性は低くなるかもしれません。
しかし、手の届く範囲に子供が居ると僅かな事でも気になってしまいます。
- 子供がお茶をこぼした
- うんちをしている
などなど。運転に集中できない場面が多くなるでしょう。
その為、事故のリスクも高まります。
エアバックの危険性
現在の車はほぼ全ての車種で助手席にもエアバックが装着されています。しかし、このエアバックは大人を想定して設計されており、チャイルドシートに乗った子供を想定した作りにはなっていません。
その為、衝撃が強く子供が耐えられない可能性や、エアバックに圧迫され窒息してしまう可能性があります。
実際、そういったニュースを聞いたことがあるのではないでしょうか?
本来は身を守る役割を果たしてくれますが、幼い子供には危険に繋がってしまうのです。
後ろ向きは危険?
助手席にチャイルドシートを乗せる際は『前向きがいい』という事をよく聞きます。
理由は、エアバックが作動した際に後ろ向きだと近い距離で衝撃を受けて後ろ座席にまで飛ばされてしまうリスクがあるからです。
その為、できるだけ座席を下げた状態で前向きに乗せるのがいいとされています。
※一般的に前向きがいいとされていますが、当サイトでは後ろ座席に乗せる事を強く推奨します。
エアバックの動画
こちらの動画を見るとエアバックの凄まじい衝撃がお分かり頂けるかと思います。
この衝撃を子供が受けたら・・、考えただけでゾッとしてしまいますね。
エアバックはあくまでもシートベルトをつけた標準的な大人を基準に設計されているという事です。
子供の安全を考えて後ろの座席に乗せるようにしましょう。
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