賢く車を売る

車の下取りは損をする?!まずは買取業者で査定をして相場価格を把握

2018/09/03

車を買い換える時、“乗っている車を下取りに出すのは当たり前”と考えている人が多いかもしれませんが、状況によっては何十万円という大きな金額を損している可能性があります。

というのも、『下取り』と『買取』は全くの別物でそれぞれの相場は大きく異なった金額になっているのです。

では、なぜ下取り相場と買取相場に大きな金額の違いがあるのか?

その仕組みを把握すると損する事なく車を手放す事ができます。

 

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そもそも、下取りと買取の違いとは?

詳しくないと『下取り』も『買取』も一緒じゃないの??となってしまいそうですが仕組みが全く異なっています。

下取り

新車を購入する際に、ディーラーに手放す車の査定をしてもらい新車購入資金の一部に加える事。

買取

中古車買取業者に査定をしてもらい売る事。

 

下取りと買取の最も大きな違いは、新車購入が関係しているか関係していないかの違いです。

いずれの場合も、車を売る(手放す)事になるので同じような解釈をされてしまいがちですがこの違いは査定金額に大きく響きます。

 

下取りと買取それぞれの特徴

では、なぜ先ほどの違いが査定金額の差へと繋がってしまうのでしょうか?

下取りと買取それぞれのメリット・デメリットを交えてご説明します。

下取りのメリット

①新車の購入がスムーズに進む

ディーラーでの下取りを利用すると、新車が届いた際に今まで乗っていた車を引き渡すだけで済むので新車の購入がスムーズに進みます。

その為、手間をかけたくない場合や、最大、数十万円の違いが出ても問題ないという人は下取りを利用するのが最善でしょう。

※下取り価格を上げる方法も後程の項目でご紹介します。

②新車の値引き交渉に使える

下取り額は新車購入資金の一部になります。

その為、下取り額を上げてもらう事により値引き交渉に繋げる事ができるのです。最後の最後に「あと◯万円、下取り価格を上げてくれたら契約する」といった言葉は効果テキメンで新車の値引き交渉に使えるでしょう。

下取りのデメリット

①査定額が少なく提示される

例えば、30万円の価値がある車を10万円で下取りをすると20万円の差額が生まれます。

そして、「車を売ってくれたので新車を10万円安くしましょう」と新車価格を安くします。

この場合の、お客さんの心理はどうなるでしょうか?

多くの方が「ここで車を売った事によって10万円も得をした!」と納得をしてしまう事でしょう。

値引き額10万円と下取り価格10万円で合わせて20万円。しかし、その車には30万円の価値があったのです。

このように、気がつかないうちに損をしてしまう可能性があります。この差額が場合によっては数十万円にもなってしまうのです。

②査定額が分かりづらい

先ほどのように、下取り価格+車を売った事による値引き額=手放す車の価値という式が成り立ってしまうので査定額が曖昧になり把握しづらくなります。

「結局、あの車はどれぐらいの価値があったのだろう?」

長年、愛用してきた車の価値はできる事なら知っておきたいところですよね。

③無料引取りになりやすい

10万キロもしくは10年落ちの車は無料引取りになる可能性が高くなります。

しかし、そのような車でも中古車買取業者では買い取ってもらえる可能性があります。

手放す車の多くが、10万キロもしくは10年落ちとなっている事でしょう。このような車は下取りには向いていない場合が多くあります。

買取のメリット

①車の価値が把握できる

先ほどの下取りの場合は、査定額が分かりづらいというデメリットがありましたが、買取の場合は、新車購入とは別で進むので『〇〇万円』という具体的な数字(車の価値)がはっきりと把握できます。

その上、一括査定と呼ばれる複数社に査定額を出してもらうシステムがあるので手軽に買取金額の比較ができます。

また、複数の見積もりを出してもらう事により、査定額が吊り上がり高値で買い取ってもらう事が可能となります。

②価格がつきやすい

先程の下取りと違い、10万キロ超え、もしくは10年落ちの場合でも無料引取りではなく査定額がつきやすくなっています。

現在の車は10万キロを超えたからといって急に壊れる事はありません。また、10年落ちの場合もまだまだ走る事は可能です。

走る以上、買い手は存在しますので買取る価値もあるのです。

下取りで「走行距離も進んでいるし無料引取りでも仕方ないよね・・」と諦めてしまう前に、買取業者に査定をお願いして本当の価値を調べましょう。

③社外品も評価されやすい

カーナビやステレオ、エアロなど様々な装備が付いているかと思いますが、下取りの場合、これらの装備が社外品だと査定が下がる傾向にあります。

しかし、買取の場合、社外品でも人気の品や需要がある場合は査定にプラス評価となる場合が多々あります。

この違いも査定額の大きな違いとなってあらわれるでしょう。

買取のデメリット

①納車と引取の調節がしづらい

下取りの最大のメリットは、同じ場所で新車購入と車引取が行われるので日程の調節をする必要がありません。

しかし、買取の場合は、別の場所で売買を行うので日程を調節しなくてはなりません。

日程を都合のいいように合わせるだけなので、そこまで手間ではありませんが、下取りとの大きな違いの1つでしょう。

②買取価格の変動

下取り価格は、事故など不測の事態が起こらない限りは最初の査定額通りになりますが、買取の場合は下取りに比べ価格が変動しやすくなっています。

とはいっても、提示された金額で『売る』と決めればその金額になりますが、迷って1週間経ったりすると査定額が下がってしまう可能性がでてきます。

※下取りの場合も査定後、契約を交わさずに一定期間が過ぎると査定額は変わります。あくまでも買取の方が変わりやすいという事です。

 

下取りに出す場合も、まずは『買取査定』

下取りと買取のそれぞれのメリット・デメリットを挙げましたが、双方の最大の違いは、

下取り・・手軽だけど安い査定になりがち

買取・・少しの手間で適正価格になる

という事です。

下取りの場合は、価格変動が起こりづらいとありましたが、その最大の理由は数ヶ月後の価格変動も考慮した査定額となっているからです。

その為、「手軽だし下取りでいい」と決めていても、中古車買取業者による査定を受ける事をおすすめします。

どんな手段で車を手放す場合も『今現在の適正価格』を知る事は重要です。

下取りで適正価格を知るメリット

①下取り価格の引き上げが可能

適正価格を知る事は下取り価格の吊り上げに繋げる事が可能となります。

「買取業者は〇〇万円と言っていたんですけど」と言われたらディーラーも対応の仕方が変わる事でしょう。足元を見られる心配がありません。

②幅広い見方ができる

適正価格を知る事により、下取りと買取どちらがお得かなど、ただ言われるままでは無く幅広い見方ができるようになります。

営業マンがどこまで本音で話してくれているかなど信頼関係も築けます。

金額の差が大きい場合は買取も

手間だし下取りでいいやと考えていた人も数十万円の違いがある場合はどうでしょうか?

ハワイ旅行にだって行ける金額です。多くの人が買取を選択するかと思われます。

買取査定を事前にしておくだけの差で、数十万円ものお金が浮く可能性があるのです。

 

買取相場を知る方法

買取相場の重要性が分かって頂けたかと思いますので、ここからは具体的に買取相場を知る方法についてです。

最大のポイントは、買取業者に持ち込まない事です。

1ヶ所だけの査定額では、それが本当に適正な買取価格なのか把握できません。足元を見られ安めの査定額となってしまう事もあるでしょう。

その為、適正価格を知る為には複数の業者から査定を受ける事が必須。

そこで利用したいのがネットで簡単に申し込める『一括査定』です。

方法は簡単で、オーナーや車の情報をいくつか入力するだけ。ものの1分ほどの作業で査定依頼が完了します。

車を手放す時は『適正価格』を知る事が重要。以下のサイトは、大手一括査定の会社で、ガリバーやアップル、ビッグモーター、カーセブンなど大手企業の査定依頼を1度にできます。

⇒かんたん車査定ガイドの一括見積もり
こちらでは、『下取り』に出す場合も『買取』を選択する場合も有効で十分な情報が得られます。

 

まとめ

車を少しでも高い金額で手放したい場合は『買取』を選択した方がいいでしょう。

しかし、金額の差があまり無い場合は、手軽な『下取り』を選択する事も有効となります。

多くの場合、手放す車は、長年愛用した大切な車です。

少しでも、満足のいく形にする為、まずは一括査定をおすすめします。

⇒実は5人乗りOK!?意外に知られていない軽自動車の乗車人数

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