【バッテリー上がりの充電時間】アイドリングでも充電可能?
2016/09/10
「バッテリー上がりを起こしてしまった・・」
車を所有している人の多くがこの経験をした事があるでしょう。そして、多くの場合、救援車を用意してバッテリー同士を繋ぎエンジンをかけバッテリーを復旧させるという作業を行うかと思います。
しかし、バッテリー上がりは貯めていた電気が空になった状態。エンジン始動後も『充電』が必要となります。
そこで思い浮かぶのが、
「充電時間はどれぐらい必要なの?」
「アイドリングでも充電可能なの?」
といった疑問ではないでしょうか?。バッテリー上がりは滅多に経験する事ではないので知らない人が大半ですよね。
今回の記事ではバッテリーの充電の方法や時間についてご説明します。
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バッテリー上がりの回復方法
少し話が逸れてしまいますが、救援車を用意してバッテリー同士を繋ぐ方法は、ジャンピングスタートと呼ばれ本来は緊急時に行う方法です。
他にも、バッテリーを回復させるには充電器を利用する方法があります。
充電器を利用する方法は、8〜10時間ほどの時間をかけてバッテリーを満タンまで充電し回復させるのでバッテリーに負担のかかりづらい方法とされています。
それぞれの違いとしては、
ジャンピングスタート・・エンジンをかけてから自力で充電
充電器・・充電してからエンジン始動
人間で例えると、無理矢理起こすか、自然と目が覚めるかの違いでしょうか。バッテリー上がりを起こすとバッテリーが弱くなると言われていますが、このジャンピングスタートを利用するとより影響が大きいとされています。
とはいっても、充電器が都合よくある環境もなかなか無いので、ジャンピングスタートが最も一般的な方法となっているのが現状です。
バッテリーの充電時間
バッテリーの充電時間は30分〜1時間ほどとされています。
30分と1時間では倍も時間が違いますが、車種やバッテリーの種類、バッテリーの状態(使用年数)などによって大きく異なってくるからです。仮に同じ車種でも新品のバッテリーと2年使ったバッテリーでは全く条件は異なります。
もし、時間があるようでしたら念のため1時間ほど充電する事をおすすめします。
充電時間があまり取れない場合
1時間はなかなかの長時間。。場合によってはそれだけの充電時間を取れない場合もあります。
そんな時は、2,000〜2,500回転を意識して30分ほどドライブをしてみて下さい。この回転数が最も充電に適した回転数とされており、充電時間の短縮に繋げられます。
アイドリング中は回転数が落ち充電速度も落ちてしまいますので、渋滞や信号の少ない道を選ぶようにしましょう。オーディオやエアコンなどの電装品も電気を使ってしまうので、電源をオフにすると効率よく充電できます。
アイドリングは充電される?
アイドリングでも充電は可能です。
ただし、アイドリング中のエンジン回転数は500〜1,000ほど。理想とされる回転数2,000〜2,500に比べると半分ほどになってしまうので、けして充電効率はよくありません。
実際、筆者も都合によりアイドリングで充電しましたが1時間ほどの充電時間で問題なく使えるようになりました。アイドリングで充電する時もエアコンやライト、オーディオなど電装品の電源はオフにして充電に電気を回せるようにしましょう。
長時間のアイドリングは、近隣への迷惑にも繋がるので周囲の環境を確認してから行いましょう。
1度バッテリー上がりを起こしたらバッテリー交換?
「バッテリー上がりを起こしたら交換しないとダメ!」
こういった事を聞いた事があるかと思いますが、必ずしも交換する必要はありません。
例えば、
- バッテリー交換をして半年でライトの点けっぱなしによるバッテリー上がりを起こした
- バッテリーを4年使った末、自然とバッテリー上がりを起こした
この2つの例では全く条件が異なります。
前者の例の場合は、バッテリー自体はほぼ新品です。この場合は回復後も性能の劣化を感じる事なく使用できる場合が多く、暫く様子を見ても問題ないでしょう。その後、再びバッテリー上がりやエンジンがかかりにくいといった症状が出るようでしたら交換の必要が出てきます。
しかし、後者の例はバッテリーが限界を迎えた為に起きたバッテリー上がりです。バッテリーが限界を迎えている場合は、しっかり充電したつもりでもすぐにバッテリー上がりを起こしてしまいます。その為、ジャンピングスタートをしたらそのままカーショップやディーラーに向かう事をオススメします。
このように、必ずしもすぐに交換という訳ではないので、バッテリーの状態などを見極めて判断をしましょう。
最後に
バッテリー上がりは何回経験しても慌ててしまいますね(^_^;)
主なバッテリー上がりの原因は、ランプのつけっぱなしとバッテリーの寿命です。
その為、
- 車から降りたらルームランプが消えているか確認
- 車検の際にバッテリーの状態を聞く
- エンジンのかかりやすさを確認
これらを意識するだけでバッテリー上がりを防ぐ確率が高くなります。時には信号待ちなどで上がってしまう可能性もありますので出来るだけ未然に防ぐ事を心がけましょう。
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