N-BOX ホンダ

N−BOXでシステム点検が点灯!異常の理由・原因と簡単に直った話し

つい先程の話ですが、朝、通勤しようと車のエンジンをかけると「プンッ」といった音と共にメーターパネルに『システム点検』という警告が。

  • 路外逸脱制御システム点検
  • ACCシステム点検
  • CMBSシステム点検

しかもこれらの3種類が同時に…。

買って4ヶ月ほどの車なのに、なんだこれはー。と少し焦ったのですが理由は簡単な事で、直すのも簡単でした。

今回は同じような事で焦っている人も多いかと思いますのでシェアできればと思います。

ちなみに、車種はN-BOXですが、車種は関係なく、そしてホンダというメーカーだけでなく全てのメーカーで原因になる事です。N-BOX以外の人も参考にしてみて下さい。

エンジンランプやオイルランプが点灯している場合はこちらを確認。

エンジンランプが点灯
オイルランプが点灯

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エラーが出たシステムの内容

ACCシステムとは、アダプティブクルーズコントロールのこと。

高速道路を使わない方は馴染みがないかもしれませんが、あらかじめ設定した速度で自動的に加減速するもので、前走車との車間を一定に保ちながら追従走行する事が可能になります。

まぁ、運転手の負荷を軽減するためのものですね。

システム点検という事は、正常にこの機能が働いていないのでクルーズコントロールは使えないということです。実際、システム点検となっている間は使えませんでした。

次に、CMBSシステム点検ですが、こちらは衝突軽減ブレーキのこと。

衝突しそうになった時に作動する自動ブレーキです。

3つ目は、路外逸脱制御システム点検。

その名の通り、道路上のラインを読み取り、道路から逸れそうな時に警告してくれるシステムで、居眠り運転やナビ等を使っている時に役立つ機会が多い機能です。

以上の3つが同時に点灯したわけですが、少し焦りますね…。一つが点灯しただけでも「なんだこれ…、」と慌てるわけですから、それが3つ同時となると。

しかし、3つ同時というのはさすがに共通の原因があるということです。

システム点検がでて慌ててホンダに連絡をしましたが、原因は非常にシンプルなものでした。

センサーが正常に働かない状態

ホンダに連絡をしたところ、「雪がセンサーを邪魔している可能性があります。昨日も何件か同じお問い合わせがありましたし、私の車も昨日同じ表示になりました」との回答が。(ちなみにお世話になっているディーラーの営業マンもN-BOX)

なるほど…!確かに昨日から雪が降っていましたし、可能性としては高そうです。

そして、さっそく車のフロントガラス上部にあるカメラを外から確認してみたのですが、

カメラは全く問題なく綺麗な状態に見える…。これでダメだとしたら逆に作りに問題があるだろうといった印象…。

ワイパーで綺麗にできる範囲にありますし、念のため、拭き取りもしてみたのですが、改めてエンジンをかけてもシステム点検のまま…。やはり、ここが原因ではないようです。

すると、ホンダから着信が。でてみると「センサーはカメラ以外にも右側のフォグランプの下部にありますので、その部分に雪がついていないか確認してみて下さい」とのこと。

確かに、前方車との距離をはかるクルーズコントロールは、カメラではなくセンサーの機能だった気がします。

場所は、ここ。正面から見た場合は左側で運転席側のフォグランプの真下の部分です。

といっても、あまり雪がついている気配はないのですが…。

一応、簡単に拭きとり作業。塩カルがバシバシ付いている状態だったのでそれも原因の一つかも?

拭き取り作業をして、エンジンをかけてみると…、あれ?再びシステム点検が…。

だめじゃんと思いつつ用事があったので30分ほど車を離れたのですが、戻ってきてエンジンをかけてみると点検の警告はでず問題ない状態になっていました。

この一連の流れをホンダに確認したのですが、一度点検がでると綺麗にしてもしばらく警告がでる場合もあるとのことです。

今回の原因はセンサーの汚れ(雪)が原因だったと考えて問題なさそうです。警告がでると慌ててしまいますが、原因が故障等ではなさそうなので一安心。

考えてみたら、点検の警告がでた3つの機能は全てセンサーやカメラを利用したものなんですよね。

衝突防止に車線逸脱に車間を保つクルーズコントロール。こういったセンサーを利用した機能が異常を感知している場合は、センサー部分を綺麗にしてみると効果があるかもしれません。

警告が消えてもディーラーに車を持って行くと記録が確認できる

今回はセンサーを綺麗にすることで警告が消えましたが、30分のタイムラグがありましたし、消えてもなんとなく不安が残ります。

しかも、どれも不具合があると危険なものばかり。安全装置は常に万全にしておきたいので、実際にセンサーの問題だったのが確認しておきたいところ。

こういった場合には、不具合の記録は車に残る仕組みになっており、ディーラーに車を持ち込むことで詳細の確認が可能となっています。

実際、ホンダに「警告が消えました」という連絡をしたところ、「もし立ち寄れる機会があれば寄って頂けますか?念のため詳しく確認してみます」と言われました。

ちなみに、2003年製のランサーセディアワゴンでも不具合の記録が確認できたので、よほど古い車でない限りは記録が残る仕組みになっているでしょう。

この時は、プラグの1つが十分な点火ができていないというもの。プラグの位置までデータで残っているそうです。

まとめ

もし私のようにセンサー系の異常がでた場合は、センサーの汚れ等を疑ってみるのはありかと思います。参考にしてみて下さい。

エンジンランプやオイルランプが点灯した場合は、こちらの記事を詳しく確認してみて下さい。

エンジンランプが点灯した場合
オイルランプが点灯した場合

⇒実は5人乗りOK!?意外に知られていない軽自動車の乗車人数

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