コラム

シエンタは小さい!5人家族でもOK?3列目は狭い?メリットもあるよ

シエンタがマイナーチェンジをして再び販売台数の上位となっています。

相変わらず人気ですねー。

しかし、人気というだけで買ってはいけません!

先日友人のシエンタを借りて2週間ほど使う機会があったのですが、基本的には“コンパクトカー”といった構造で、3列シートではあるもののけして広々とした作りではありませんでした。

しかし、それでも「こういった部分が人気の理由なんだろうなぁ」と納得できる部分も非常に多い!

そこで、今回はシエンタのレビューを書いてみたいと思います。購入に迷っている人の参考になれば…!

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サイズは小さい!

『3列シートの車』という地点である程度広々とした空間を想定してしまうものですが、シエンタに乗った印象は“コンパクトカー”に近い印象があります。

もちろん、3列目があるので後ろにはやや長い作りですが、それでも、ヴォクシーなどより30cmほど短いので前後の長さもコンパクトな印象。

以前、ランサーセディアワゴンという三菱の5ナンバークラスのステーションワゴンに乗っていましたが、それと同等ぐらいでしょうか。分かりやすく言うと、やや古めのレガシーほど。

天井(室内高)はもう少し高いものと考えていたのですが、1,280mmと一般的なコンパクトカーのサイズ。これはフィットと全く同じ数字で、ワゴンRなどの一般的な軽自動車とも変わりません。

そもそも比較するのが間違っていますが、ヴォクシーは1,400mmとなっているので、それと比べるとやはり圧迫感を感じてしまいます。また、形状もヴォクシーなどのようなスクエア型ではなく、上にいくほど狭い形状になっていますので、なおさら圧迫感を感じてしまうでしょう。

ちなみに、室内幅もヴォクシーが1,540mmでシエンタが1,470mm。フィットの室内幅が1,450mmとなっているのでやはりコンパクトカーよりのサイズ感。

まぁ、売りが“コンパクトなミニバン”なわけで、大きさを比較して小さいのは当然のことですが、いわゆる3列シートのサイズ感を求めて購入しない方がいいかもしれません。

3列目の足元はかなり狭く、本当に補助的なもの。1年に数回程度利用するなら十分ですが、日常的に使う場合は、他のミニバンを検討した方が良さそうです。

ちなみに、2列目と前座席は室内から移動できる『ウォークスルー』の構造になっていますが、かなり窮屈であまり実用的ではありません。通路の幅が狭いうえ、天井が低い!

多くの車でそうですが、2列目より1列目の方が天井が低い構造です。

結局前座席の間は荷物置き場になってしまうように感じました。とはいっても通れることは通れるので必要な場合は狭くてもウォークスルーとして使えます。

3列目が狭い事は予想通りかもしれませんが、2列目はどうか。正直2列目に関しても広々としているわけではありません。

前述の通り、天井は低めで幅も狭め、2列目に2人で乗る分には問題ありませんが、3人乗る場合で尚且つ、それが大人だとかなり狭いです。きゅうきゅう。

画像で分かる通り、2列目の真ん中の座席はかなり狭くなっていますね。体格のいい人は乗れない幅でしょう。

この点もコンパクトカーの2列目といった印象です。

ルームミラーが見えない!

あと、もう一点気になったのが、ルームミラーが2列目のヘッドレストに視界を遮られほとんど見えないということ。本当に見えづらい!

これはシエンタだけでなく多くの車に言えることなんですが、どうにかならないものか…。

見えないと凝視して後ろを確認してしまいがち…、安全面でも問題がでてきてしまうように感じます。

特に私の場合、数カ月前に後ろからブツケられたので、やたらと確認してしまうのですが…、真ん中の座席を使わない場合は、ヘッドレストを外してしまった方がいいかもしれません。

運転は抜群にしやすい、加速も悪くない

一方、サイズが小さいという事もあり、運転は非常にしやすい印象を受けます。違う車に乗ると違和感を感じてしまうものですがシエンタにはそれがありませんでした。

ハンドリングやブレーキのきき、フロントの長さ、幅、どれも適切な印象でクセもなく。抜群に運転しやすい。

「3列シートを1,500ccの排気量で動かすのはどうなの?」とパワーに不安がありましたが、その点も問題なくクリア。

ネット上では「シエンタの加速が悪い」といった意見をチラホラ見かけますが、そもそもこの手の車に求め過ぎな部分があるように感じます。

正直、ヴォクシーなども2,000ccであのサイズを動かしているので加速がいいわけではありません。むしろ、個人的な印象はシエンタの方が良いようにも感じます。

ファミリーカーに求められている加速性能としては十分。「加速がいい」とはいいませんが「特に不満はない」といったところ。

友人がシエンタを購入した理由も“妻が運転しやすいから”というもの。友人の奥さんは普段軽自動車を運転していますし、そういった人でも違和感がそこまでなく乗れるという都合のいいファミリーカーを探すとシエンタに辿り着くのでしょう。

サイズが小さいので、コンパクトカーのように乗れる、そして、加速も問題なくハンドリングなどのクセも少ない。

※ちなみに乗ったのはガソリン車。ハイブリッド車はよりもたつくことなく加速できるようです。

はみ出し防止機能が敏感!

以上のように運転はしやすいのですが、気になった点が一つ。

車線はみ出し時にアラームがなりますがこれがやや敏感すぎました。

レースではありませんが、カーブを曲がる際にはアウトインアウトで多少車線に近づいて走行する時がありますが、そういった場面でも『ピーピーピー』と音がなる。N-BOXは絶妙な設定となっており、アウトインアウトを許容してくれますが、シエンタはそれを許しません。

まぁ、より安全という意味ではシエンタの設定がいいのかと思いますが、ここまで敏感なのはいかがなものか…。

こういった分野にこそAIを入れて、運転手のクセを記憶してアラームがなるようにしてくれればいいのですが…。「この人はこれぐらいのアウトインアウトが通常だ」といった認識をするシステムを。

3列目の収納機能が便利

シエンタを調べている方はもうご存知かもしれませんが、3列目が2列目の座席の下に収納できます。

通常、3列目はできたとしても横に跳ね上げるような形となっており、完全に収納する事はできません。

その点、シエンタは完全に収納できるので、荷台をフルに活用可能。室内空間が広くない事を考えるとこの機能は非常に魅力的。

ちなみに最大のライバル車、フリードは跳ね上げを採用していますので、この点はシエンタに軍配が上がりそうです。

ただし、その分、3列目の作りはやや補助席のような印象ですが…。といっても、3列目を重視する人はシエンタを選びませんし、もともとの役割が補助席のような形になりそうなので、そこまで問題ないでしょう。

フリードは跳ね上げとなっていますが、その分、シートの作りはしっかりしていますし足元の空間も広くなっています。

やっぱり価格の安さは魅力!

ミニバンとコンパクトカーの中間のような位置づけですが、その関係もあり価格に関しても中間のような設定になっています。

シエンタの車体価格は170万円台〜、ヴォクシーが240万円台〜なのを考えると70万円もの違いがあります。※フィットは140万円台〜

各車ハイブリッドモデルなどがありますが、同程度のモデルは常に70万円ほどの差となっています。

価格が手頃で運転しやすいミニバン、こういった探し方をすると自然に辿り着くのがシエンタになってくるでしょう。

ちなみに最新の月間販売台数は約1万台で、普通車の中で2位。1位はアクアですので、ミニバンの中では1番売れています。

ちなみに、ライバルのフリードは7,000台。こちらもやはり人気!

間違いなく需要のあるクラスのファミリーカーなのでしょう。

ヴォクシーサイズのミニバンは色々足すとなんやかんやで300万円を超えるのが当たり前。しかし友人の車は、いろいろ付けても230万円で収まっています。

この70万円の差は非常に大きいですね。エンジンが小さい分、税金も安く済みますし、燃費も、ガソリンモデルJC08モードで20.2km/lとかなりの低燃費。※ヴォクシーは16km/l

維持費の面でもミニバンとコンパクトカーの中間。もしくはコンパクトカーよりかもしれません。

車は動く税金とも言われますし、維持費が安く済むのは嬉しいメリットですね。こういった点も選ばれている要因でしょう。

適した人には適した車

改めてシエンタのメリット・デメリットをまとめると、

【メリット】

  • コンパクトで運転しやすい
  • 他のミニバンより安く買える
  • 3列目を収納できる
  • 加速も比較的悪くない
  • 税金がやや安い
  • 燃費がいい

【デメリット】

  • コンパクトはメリットでもあるがミニバンとしては小さい
  • ウォークスルーが中途半端、いっそのことベンチシートでいい気がする
  • 3列目が補助席のよう、足元も狭い
  • 天井が低いので乗り込んで子供をチャイルドシートに乗せるといった動作が難しい

以上のようになります。

このサイズで3列シートは魅力ではありますが、その反面、コンパクトすぎて小さいお子さんがいる家庭では、おむつ交換を車内でする場合やチャイルドシートに乗せる時にやや苦労してしまうかもしれません。

そのため、おすすめできる世代は、

といった形になるように感じます。

もちろん、小さいお子さんがいるご家庭でもいいのですが、やや小ささが不便に感じる場面もあるでしょう。とはいっても、子供が小さいのも数年の話なので大した問題じゃないのかもしれませんが…

しかし、デメリットも多いとはいえ、コンパクトで維持費が安く済むというのは魅力ですね。

近年は消費税の値上がりなど支払うものが増える一方で、平均収入は上がらないという負のスパイラル。

できるだけ出費は抑えておきたいところです。そういった意味でもシエンタは非常に魅力的な車だと思います。

⇒実は5人乗りOK!?意外に知られていない軽自動車の乗車人数

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