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チャイルドシートを助手席に設置すると危険!意外な理由

助手席にチャイルドシートは捕まる?違反の点数や罰金は?でも紹介しましたが、基本的にチャイルドシートを助手席に載せても違反とはならずルール上の問題はありません。

しかし、現状として、チャイルドシートは後部座席に設置するものと考えている人も多くいますし、事故でエアバッグが出た場合の衝撃が危険ともされるので、助手席にチャイルドシートを設置する人は少数派となっています。

それでも、

  • チャイルドシートを嫌ってグズる時期
  • イヤイヤ期などで後部座席に乗る事を嫌がる時期

などなど、出来ることなら何時でも面倒を見れる助手席に乗せたい…、と思う事も少なくありませんよね。

今回、筆者の娘も2歳を迎え若干『イヤイヤ期』に突入してしまいました。
そして、それを機に一時的にチャイルドシートを助手席に設置してみたのですが、意外な弊害がある事に気が付いたのでシェアしたいと思います。

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チャイルドシートを助手席に設置すると…

かまってくれとアピールしてくる

会話はまだできないのですが「隣に居るんだしかまってくれ」と、一生懸命あの手この手を使いアピールしてきます。

こちらも、全く反応しないわけにもいかず、相手をしたりするのですが、あまり運転中にしていい事ではありません。

我儘を言う

「ジュース!ジュース!」

さっきジュースを買ったのを見てて知っているんだからそのジュースをよこせと…。

「アンパンマン!アンパンマン!」

ラジオなんて聞いてないでアンパンマンのCDをかけろと…。

後部座席の時は、グズりはしても、あれよこせこれよこせといった我儘はあまり言ってこなかったのですが、これも助手席に乗せて距離が近くなったから言いやすいのでしょう。

そして、紙パックにストローをさすタイプのジュースを渡したのですが、角度などの関係で上手く飲めずに紙パックを思いっきり握りつぶすという暴挙にでました。
その結果、娘の服はビチャビチャに、助手席側の私の腕もビチャビチャに…。
これも、助手席に乗せた結果でしょう。

私自身もかまってしまう

助手席に乗せると、子供自身の変化だけでなく、大人の対応が変わる事も実感しました。

信号待ちになるたびに、かまおうとしてしまい、青になった事に気付かずクラクションを鳴らされてしまう事も…。

かまってくれアピールに関しても、ジュースをくれアピールに関しても、私自身が反応せずに運転に集中していれば問題のない話ですが、距離が近くなった事によって無視できず反応してしまいます。

運転の集中力が落ちる

助手席に乗せた事による弊害は、運転への集中力が落ちてしまうという事です。

正直、この状況なら、後部座席のチャイルドシートに乗せてグズられた方がずっとマシです。
子供のグズり防止より安全の方がずっと重要ですからね。天秤にすらかけられません。
我が家も、既に後部座席に戻しました。

もし、子供を助手席に乗せてどれだけアピールをされてもそれを無視して運転に集中できるのであれば別ですが、なかなかそういうわけにもいきませんよね。
多くの人が通常の運転に比べて集中を欠いてしまうはずです。

一瞬のよそ見が大きな事故に繋がってしまう事もよくある話ですので、子供のためにも後部座席にチャイルドシートを設置した方がいいというのが結論です。

ただし、我が家の2歳の子供の例なので4歳5歳ともなると状況は大きく変わってくるかと思います。

「安全に助手席に乗せられる」という判断をできるのであれば、助手席に乗せても問題ないでしょう。

ただ、我が家の娘の例から考えると、少なくとも3歳未満は運転中でもお構いなしなので後部座席を選択した方が良さそうです。

エアバッグも危険

当サイトは、あくまでも助手席にチャイルドシートを推奨するわけではありません。

エアバッグの衝撃など危険性も高いので基本的にチャイルドシートは後部座席に設置する事が大切です。

この映像は膝の上に乗せるという極端な例ですがエアバッグの衝撃の凄まじさは伝わりますね。

子供を助手席に乗せると、

  • 運転の集中力が落ちてしまう
  • エアバッグが危険

以上のような観点からできるだけ後部座席に設置するようにしましょう。

助手席に設置するのはやむを得ない事情がある時のみです。

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