【軽自動車にスノーボードを積む】車内への理想的な積み方と乗車人数
軽自動車の販売台数は、自動車全体の販売台数の4割。
「軽自動車しか持っていない」というのもごくごく普通の話でしょう。軽自動車は日本で欠かせない存在となっています。
そのため、スノーボードを軽自動車に積んでスキー場に行こうと考えている人も少なくないはずです。
しかし、そこで気になるのは「軽自動車にスノーボードは載せられるのか?」という疑問。
確かに、普通車であれば十分なスペースを確保できそうですが、軽自動車となると、やや厳しいようにも感じてしまいます。
もちろん、スノーボードを載せると人が乗れないようでは本末転倒ですね。
今回は、スノーボードの積み方について確認してみましょう。
スポンサーリンク
一般的なスノーボードのサイズ
まず、スノーボードのサイズについて。
スノーボードのサイズは身長によって変わってきますが、
- 身長180cm・・・板の長さ160cm
- 身長170cm・・・板の長さ155cm
- 身長160cm・・・板の長さ150cm
一般的に、身長より15cm前後短いものが使われます。
おそらく、多くの人が長くても160cmほどの板を使っているかと思いますので、今回の目安は『160cm』としておきましょう。
ハッチバックの軽自動車
軽自動車の全幅と全長は、規格をめいいっぱい使っているのでどの車種でも共通です。外観で異なるサイズとなっているのは『全高』のみということです。
しかし、車内空間に関しては、エンジンルームを狭くするなどをして、車種によって若干の違いがあります(全長は同じでも、車内長などは異なる)。
そして、車内長がやや狭いのはイメージ通りかと思いますが、アルトなどのハッチバックタイプです。
引用:http://www.suzuki.co.jp/
しかし、アルトの車内長を確認してみると『204cm』となっています。
身長180cmの人が使うやや大きめの160cmの板よりも40cm以上長いという事です。
つまり、どんな軽であっても『載せられるのか?』という疑問に関しては、『載せられる』ということになります。
実際には、204cmの全てが載せられる有効な空間ではありませんが、40cm以上の余裕があればなんら問題ないでしょう。
ただし、このタイプに載せる場合は、助手席を倒す必要があるので、助手席とその後ろの席は使えなくなります。
そのため、最大乗車人数は2人となってしまうでしょう。
ハイトールワゴンなら頭上に載せる選択肢もある
N-BOXやタント、スペーシアなど頭上に高さのある軽自動車なら頭上に渡し棒を設置してその上にスノーボードを積むという方法も有効になってきます。
設置条件は、前座席、後部座席ともに左右の取っ手があるという事。
自作で作る人も少なくありませんが、万が一、走行中に落下すると大事故に繋がってしまうので、中途半端な作りになるようなら専用のアイテムを買うようにしましょう。
車内キャリア 手すり固定金具式標準タイプ
一度、購入したら、今後車を買い換えても使えますし、棒の幅も70〜140cmに伸び縮みするので普通車にも使えます。(こちらのリンクの商品は)
前後座席の左右に取っ手があればどの車でも設置可能ですが、先ほどのハッチバックタイプでは頭に近い位置に設置する形となるのでやや運転の邪魔になってしまうかもしれません。
ワゴンRやムーブなども邪魔になるほどではありませんがやや圧迫感を感じてしまいます。
私自身、ワゴンRにこの方法で釣り竿を設置していますが、運転中に気になる時もあります。これが、もっと大きなスノーボードになると尚更です。
とはいっても、ブーツやウェアなど他の荷物を積む事を考えると、頭上の空間を活かせるメリットは圧迫感を感じる以上に大きいのかもしれません。
画像では、2枚載せていますが、板の裏面を重ね合わせる事によって、4枚載せる事も可能です。
ただ、その場合は、ビンディングが頭に当たる位置になってしまうかもしれません。大した手間ではないので、現地に着いてからビンディングを付けるというのも有効になってきそうです。
ウェイクなら縦置きが可能
引用:https://www.daihatsu.co.jp/
ウェイクにはアンダートランクと呼ばれる空間があり、それを開放することによってボードの縦置きが可能となります。
通常の荷室高が114cmでアンダートランクが32cm(2wdの場合)、合わせると、146cm。
厳密に言うと、縦置きではなく斜め置きとなりますが、いずれにしても、荷台スペースにボードを載せられるというのは大きなメリットですね。
しかも、荷台だけで4枚載せる事が可能となるため、座席空間を存分に使って4人でスノーボードに行く事が可能です。
こちらの画像は、スノーボード2枚と、スキー(ショートスキー?)2枚を載せた場合の画像です。
前から確認してもけして無理のない積み方なのが分かりますね。
こちらの画像のように頭上に細かな荷物を詰めれば、より充実の空間が確保できそうです。
N-BOX+に関してもアンダートランクを開放する事が可能でしたが、現在は福祉仕様車のみとなっているので、新車購入はできません。
ウェイクは現行の軽自動車で唯一、スノーボードを無理なく縦置きできる車種となりそうです。
最後に
軽自動車にスノーボードを載せる事は可能ですが、あとは、どの方法で積むのかが重要になってきます。
もともと買い替えを検討している人ならウェイクを候補に入れるのもありですが、わざわざスノーボードのために買い替えるのは現実的ではありません。
そのため、快適な空間も確保しつつスキー場に行くのであれば、渡し棒はかなりいい手段のように感じます。例え2人で行く場合であっても助手席を倒すなどをして窮屈な思いはしたくないですからね…。
もちろん、1回こっきりで、今後行かないのであればそれでもいいのですが、今後も行くのであれば特別高い買い物にはならないかと思います。
是非、参考にしてみて下さい。
⇒実は5人乗りOK!?意外に知られていない軽自動車の乗車人数
【お得情報】
車検まで半年を切っている人はこちらを確認⇒車検代を最も安くする方法
車を売るor買い替える予定の人は必見!⇒車を最も安く買う方法(高く売る方法)
🚙40秒の簡単入力で愛車の査定額がその場で分かる!🚗
7年愛用したフィットで一括査定を利用したところ、下取りと比べて284,000円高値で売れました。
わずか40秒の簡単入力で、最大10社から一括査定が受けられるうえ、入力後、1秒で最高額が分かります。
もちろん実際に売るかは、査定額を見た後に判断可能です。