燃費

冬は燃費が悪い…燃費が落ちる理由と少しでも良くする方法

冬に入ると、毎年恒例のように「燃費が悪くなった」と感じる人が多いかと思います。

私の所有しているN-BOXに関しても、9月10月は平均燃費が22km/l ほどだったのに11月12月に入り18km/lまで落ちてしまいました。

ある程度仕方のない事ではありますが、冬の寒い季節でも燃費よく走る事はできないのでしょうか?

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そもそもなぜ燃費が落ちるのか?5つの理由

燃費を良くする方法の前になぜ冬に燃費が落ちるのかという部分から確認してみましょう。

温度が低いとガソリンが気化しにくい

どんな液体でもそうですが、温度が高いほど気化しやすく、温度が低いほど気化しにくくなります。

車はガソリンで走るわけですが、温度が低い場合にはガソリンが気化しにくく、コンピューターにガソリンの気化量が少ないと判断され、ガソリンの気化量が増えます。

最適な気化ができれば燃費もアップしますが、こういった形で気化量を変化させる場合には効率が下がり燃費のダウンへと繋がってしまうのです。

エンジンが冷えているため

冬場はエンジンが温まるまで回転が高くなるように設定されています。
タコメーターの付いている車に乗っている人の多くが実感しているでしょう。目に見えてエンジンの回転は高くなるはずです。

そもそも、エンジンはガソリンを燃焼させているわけですから温まった状態が通常。
そして、エンジンの部品の大部分を占める金属は温まる事で膨張します。

ポイントとなるのは、温まった状態が通常のため、金属も膨張した際が最も適切な状態に設計されているということ。

こういった事情から、エンジンが最適な温度になるまで自動制御でエンジンの回転を高めて温まるのを早めているのです。

エンジンの回転が高まるということは、ガソリンを多く使っているということ。つまり、燃費が落ちる原因。次項のエンジンオイルもそうですが、温めるためにはガソリンを余分に使わなくてはなりません。

エンジンオイルも硬い

エンジンオイルとはエンジンに使われる潤滑油。

揚げ物をした後の油の処理をする際、温かいうちに処理をすると油が滑らかですが、冷えてからではドロッとして処分しづらくなってしまいますね。

これはエンジンオイルにも言えることで、冷えている状態ほど硬くなってしまいます。

この状態ではフリクションが悪くなり、スムーズな回転ができません。

エンジンが温まるとエンジンオイルも温まりますが、それまでは燃費に悪影響となってしまうのです。

空気密度の違い

やや難しい話になりますが、燃費には冬の空気密度が影響を与えます。

まず、冬の空気密度は夏に比べて高くなります。極端な話、酸素も二酸化炭素も冷やすと液体や固体になりますが、気体のままでも、この現象は起きており、冷えるほど密度が高まります。

車の燃焼後の排気管にはO2センサーというものが設置されており、名前の通り酸素量が計測されます。

冬は酸素密度が高いため、燃焼後でも残っている酸素が多い状態に。

この状態をO2センサーが感知すると、『酸素が残っている=ガソリンが足りない』となり、ガソリンの燃焼量を増やします。

その結果、燃費の悪化に繋がるのです。

「エンジンが冷えているから燃費が落ちるのでは?」と考えている人が多いかもしれませんが、自動車メーカーの意見では、この酸素密度が最も影響を与えているとしています。

エンジンが冷えているのと異なり、冬の走行中は常に酸素密度が高い状態。長距離の走行でも夏場より燃費が落ちるのは酸素密度と次項のスタッドレスタイヤが原因となっている可能性が高いでしょう。

スタッドレスタイヤの影響

スタッドレスタイヤは、通常のタイヤより柔らかく作られています。

その理由は、ゴムは冷える事で固くなってしまうから。固くなったゴムは性能を十分に発揮できません。

スタッドレスタイヤは冷えた路面で最適な性能を発揮できるように通常より柔らかめに作られているのです。

しかし、その反面、柔らかいためにタイヤの接地面は変形し、転がり抵抗を悪化させてしまい、燃費の悪化へと繋がります。

タイヤの空気圧も高ければ高いほど燃費が上がり、低ければ低いほど燃費が落ちます。

理由は、空気圧が低いとタイヤの接地面の変形に繋がり転がり抵抗が悪化してしまうからです。⇒空気圧が高過ぎるのは危険

これと同じような原理。

また、タイヤのグリップ力を高めるために、通常のタイヤよりゴム部分が厚くなっています。

これはタイヤの重量化に繋がり、燃費の悪化に繋がります。

タイヤの重量悪化はボディの重さより10倍以上燃費に影響を与えるとされますので、僅かな違いでも大きな影響を与えているでしょう。

冬場でも燃費を向上させる方法

上記のような燃費が悪化する要因があるため、大前提として他の季節より燃費が悪化するのは仕方ありません。

しかし、そういった中でも燃費を向上させる方法はありますので確認してみましょう。

暖機運転は必要ない

「車内が寒いから」といった理由でエンジンを事前にかける場合は別ですが、

エンジンを温める目的で走行前にエンジンをかける暖機運転をする必要はありません。

そもそも、車を停めた状態でエンジンをかける事だけでなく、無理な運転をせずエンジンが温まるまでゆっくり運転するのも暖機運転となります。

最近の車はエンジンが温まり最適な状態になるまで、加速をコンピューター制御します。これが自動的に暖機運転となるのです。

つまり、エンジンを温めてから運転を始めなくても、いきなり運転をして問題ありません。

そちらの方が当然燃費も向上します。

とはいっても、真冬はガラスの氷を溶かすためなど停止したままの暖機が必要な場面も多いのですが…。氷溶かしスプレーなどが有効になるかもしれません。

エアコンを必要最小限に

オートエアコンはその名の通り、温度を設定すると後は自動的に車内の温度を調節してくれます。

とても便利な機能なんですが、エアコンを使ってしまうとどうしても燃費は悪化します。

そこで、冬場は、送風だけにするというのも有効な手段に。

そもそも、車の暖房機能は新たな熱エネルギーを作り出しているわけではなく、エンジンを冷やす冷却水の熱を用いているため燃費への影響はほぼありません。

しかし、エアコンをオンの状態にしてしまうとエアコンのコンプレッサーが作動してしまうため、こちらは燃費に影響を与えてしまいます。

こういった事情から、送風のみで温かい空気を出すと、車内は温かいけど燃費への影響がないという状態にできるのです。

しかし、この送風の状態では『除湿』の機能は働きません。

そのため、利用タイミングによってはガラスが曇ってしまうでしょう。

曇りを取るにはエアコンが必要。状況に応じてオン・オフを切り替える必要があります。

ちなみに、冷房に関してはエアコンをオンにするしかありません。夏場に送風にしても冷えた空気は出ない仕組みになっています。

まとめ

以上が、冬に燃費が落ちる理由と燃費を向上させるコツです。

最近はガソリン価格も上がっていますし、燃費の悪化は家計への影響が少なくありません。

残念ながら、どれだけ工夫をしても他の季節より燃費を良くする事はできませんが、それでも燃費を意識しながら運転する事は重要です。

エアコンのオン・オフなどは気休め程度の影響かもしれませんが、それでも、そういった心がけがエコな運転に繋がる事もあるかと思います。

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